日々の御言葉 1月15日

日々のみ言葉 1月15日
○今日のタイトル はい、行きます
○通読箇所 創世記24章

◇今日の聖句
彼らはリベカを呼び寄せて、「この人と一緒に行くか」と尋ねた。すると彼女は「はい、行きます」と答えた。

◇ひとくち解説
24章は創世記の中で最長の章です。イサクの妻を探すアブラハムとそのしもべの注意深さを表すように丹念に描かれています。この継承は、単に一家繁栄のためだけではなく、その子孫によって全世界が祝福を受けるという重要な使命を含むからです。
しもべは主人アブラハムの言葉を紹介します。「私は主の前に歩んできた」(24:40)と。その歩みを継承する者を、主は求められたのです。
リベカは「すばやく」(18節)「急いで」「走って行き」(20節)見知らぬ旅人であるしもべに水を用意しました。その姿は、18章で見知らぬ三人の旅人に走り寄り、もてなしたアブラハムの姿と重なります。
12章で「【主】が告げられたとおりに出て行ったיָלַךְ」アブラハムと同じ信仰をもって、リベカは「はい、行きます」(58節)יָלַךְと答えます。こうして、「主の前に歩む道」が次の世代へ受け継がれたのです。
「世の光」となる使命を受けた私たちもまた、命の光である主キリストに従う道を歩むことができますように。信仰の父アブラハムの励ましの言葉が響きます。「私は主の前に歩んできた。その【主】が…あなたの旅を成功させてくださる。」(40節)

◇クイズ
イサクがリベカと対面したのはいつでしたか? 1.明け方 2.真昼 3.夕暮れ

日々の御言葉 1月14日

日々のみ言葉 1月14日
○今日のタイトル 行きなさい
○通読箇所 創世記22-23章

◇今日の聖句
「あなたがこれを行い、自分の子、自分のひとり子を惜しまなかったので、 確かにわたしは、あなたを大いに祝福し、あなたの子孫を、空の星、海辺の砂のように大いに増やす。あなたの子孫は敵の門を勝ち取る。あなたの子孫によって、地のすべての国々は祝福を受けるようになる。あなたが、わたしの声に聞き従ったからである。」

◇ひとくち解説
ここで使われている「行きなさい」(22:2)לֶךְ־לְךָという特別な表現は、他には約束の地への最初の呼び出し(12:1)のみに使われています。神は同じ招きלֶךְ־לְךָをもって、アブラハムを最後にして最大の試練へと向かわせられます。
<イサクの奉献>…それは、今までの契約を白紙撤回するかのように見える理不尽な命令でした。しかし、アブラハムはソドムのために執り成したようには、主に撤回を求めません。かえって「神には人を死者の中からよみがえらせることもできると考え」(へブル11:19)、神に従うことを選びました。この信仰の向こうに「あなたの子孫(単数形=メシア)によって、地のすべての国々は祝福を受けるようになる」(22:18)という約束の地はひろがっているのです。
私たちも今、行き先の見えない試練の中にあります。今までの祝福を手放さなければならないようにも見えるでしょう。しかし、「行きなさい」と言われる主の声に、聞き従い、希望を抱いて進むことができますように。

◇クイズ
今日はお休み

アブラハムの旅まとめ

■ アブラハムの信仰の旅路を、
  次のように「対称形」としてとらえる考え方もあります。

A テラの系図(11:27‒32)
  B 「行きなさい」最初の招き (12:1‒9)
    C エジプトでのサラ・ロトとの別れ(12:10‒13:18)
      D ソドムの敗北 ロト・ソドム王の救出 (14:1‒24)
        E 契約(いけにえと共に) 
          イシュマエル誕生の予告(15:1‒16:16)

          ☆「わたしは全能の神である。
            あなたはわたしの前に歩み、全き者であれ。」
                           (17:1-5)

        E’ 契約(割礼と共に) 
          イサク誕生の予告 (17:6‒18:15)
      D’ ソドムのための執り成し ロトの救出(18:16‒19:38)
    C’ ゲラルでのサラ イシュマエルとの別れ(20:1‒21:34)
  B’ 「行きなさい」最後の試練への招き (22:1‒19)
A’ ナホルの系図 (22:20‒24)

■ また、次のようにとらえることもできます。

A カナンの地に入るまでの75年(25年×3)
B カナンの地で イサクが生まれるまでの25年
C カナンの地で イサクが生まれてからの75年(25年×3)

日々の御言葉 1月13日

日々のみ言葉 1月13日
○今日のタイトル 神は少年の声を聞かれ
○通読箇所 創世記21章

◇今日の聖句
神がハガルの目を開かれたので、彼女は井戸を見つけた。それで、行って皮袋を水で満たし、少年に飲ませた。

◇ひとくち解説
イサクの誕生は、主が「約束したとおり」実現しました。アブラハムもサラも、主の計画を信じることができないで「笑った」時もありましたが、主は彼らを「顧みられたפָּקַד」のです。創世記はその最後で同じ語פָּקַדを用い、「神は必ずあなたがたを顧みて」と二度繰り返して結ばれます(50:24,25)。人間の不信・不従順にも関わらず、神は恵みを与え続けられるというテーマが、この書の根底に流れています。
その憐れみは、約束の子イサクだけでなく、エジプトの女ハガルとその息子イシュマエルにも注がれます。二人はイサクの地位を脅かす者として、アブラハムの家を追い出され、荒野をさまよいます。この悲劇はある意味、人間の不信が生み出した当然の結果ともいえるでしょう。しかし、かつて、荒野でハガルを見つけられ(16:7)その苦しみを聞き入れられた主(16:11)は、再びハガルを顧みられるのです。神は少年の声を聞かれ、ハガルの目を開いて井戸を見せ、祝福の約束を与えられました。
主は荒野にいる私たちを顧み、私たちの涙を見、私たちの声を聞き、私たちに必要な「井戸」を備えてくださるお方なのです。
私は神に声をあげて叫ぶ。私が神に声をあげると神は聞いてくださる。」(詩 77:1)

◇クイズ
アブラハムがアビメレクに誓いのしるしとして差し出したものは? 1.七つの果実 2. 七袋の小麦 3. 七匹の小羊

日々の御言葉 1月12日

日々のみ言葉 1月12日
○今日のタイトル ロトの救出
○通読箇所 創世記19-20章

◇今日の聖句
夜が明けるころ、御使いたちはロトをせき立てて言った。「さあ立って、あなたの妻と、ここにいる二人の娘を連れて行きなさい。…」彼はためらっていた。するとその人たちは、彼の手と彼の妻の手と、二人の娘の手をつかんだ。これは、彼に対する【主】のあわれみによることである。

◇ひとくち解説
18章でアブラハムが主を含む3人と出会ったのに対し、19章でロトが出会ったのは2人の御使いのみでした。アブラハムは主の使いに走り寄りましたが、ロトは立ち上がっただけでした。アブラハムは子牛を屠って宴を用意しましたが、ロトは種なしパンだけを振舞いました。アブラハムは、町の救いのために嘆願しましたが、ロトは逃げるだけでした。そのようなロトでしたが、主はあわれみによって(16節)手をつかんで連れ出し、硫黄と火の滅びから救出されました。
二人の娘は父ロトによって子をもうけ、その子孫がモアブ人とアンモン人となりました。この民は後に、エジプトを脱出したイスラエル人に対して呪いをもたらそうとしたため「【主】の集会に加わることはできない」(申命記23:3)と定められました。しかし、ここにも主の憐れみの手は差し伸べられます。モアブ人ルツがダビデ王の曾祖母となり、アンモン人ナアマがソロモン王の妻となり、彼女たちはメシアの家系に加えられたのです。 どんな厳しい裁きの中でも、差し伸べられる主の憐れみの御手を想いましょう。
あなたの愛する人々が助け出されるように、右の御手でお救いください。」(詩編60:7)

◇クイズ
ソロモン王の妻アンモン人ナアマの子で、王位を継いだのは?1.ヤロブアム 2. レハブアム 3. アブサロム

日々の御言葉 1月11日

日々のみ言葉 1月11日
○今日のタイトル その人たちのゆえに
○通読箇所 創世記18章

◇今日の聖句
【主】はこう考えられた。「わたしは、自分がしようとしていることを、アブラハムに隠しておくべきだろうか。…わたしがアブラハムを選び出したのは、彼がその子どもたちと後の家族に命じて、彼らが【主】の道を守り、正義と公正を行うようになるためであり、それによって、【主】がアブラハムについて約束したことを彼の上に成就するためだ。」

◇ひとくち解説
アブラハムと彼から出る子孫の果たす使命は、彼らが「【主】の道を守り、正義と公正を行うようになる」ことであり、彼らを通して全世界に祝福がもたらされることです。(17-18節)
アブラハムの<ソドムのための執り成し>の中に、その使命を見ることができます。邪悪な町を滅ぼそうとされる主に対し、アブラハムは自分を塵や灰に等しいものとしながら嘆願します。「その中にいる…正しい者のために、その町をお赦しにならないのですか」と。それは単に私情によるのではなく、神の<正義と公正>が現わされるためでした。その祈りに対する主の憐れみは予想を超える寛大なものでした。「その人たちのゆえにその町のすべてを赦そう」(26節)と。一人の聖なる人の存在が、全共同体の救いと祝福へとつながるのです。
それはアブラハムの子として来られるメシアの使命であり、信仰によって「アブラハムの子」(ガラテヤ3:7,29)とされた私たちの使命でもあります。この「和解の務め」(2コリ5:18)を果たすことができますように。

◇クイズ
三セアの小麦(6節)とはどれぐらい?
1.0.53L 2. 2.8L 3. 23L

日々の御言葉 1月9日

日々のみ言葉 1月9日
○今日のタイトル 【主】を信じた
○通読箇所 創世記14−15章

◇今日の聖句
主は、彼を外に連れ出して言われた。「さあ、天を見上げなさい。星を数えられるなら数えなさい。」さらに言われた。「あなたの子孫は、このようになる。」アブラムは【主】を信じた。それで、それが彼の義と認められた。

◇ひとくち解説
15章は1-6節と、7-21節の二部に分けられます。いずれも、アブラムの<疑いの質問>から始まり、主による<約束の更新>によって結ばれます。前半は「子孫」について、後半は「土地」についての約束です。
アブラムは目に見える証拠や兆しを信じたのではありません。目の前の現状は「疑問」を抱かせることしかできませんでした。アブラムは「主」のご人格<ペルソナ>を信じ「望み得ない時に望みを抱い」(ローマ4:18)たのです。この態度こそ「信じるすべての人の父」(ローマ4:11)として模範にすべき姿です。
アブラムは「大いなる暗闇の恐怖」(15:12)の中で、主に期待しました。満天の星を創造し、自分をカルデア人のウルから導き出した全能の神、かまどのように燃え盛り、たいまつのように輝く主を見上げたのです。
主は暗闇におびえる私たちを、今日も呼ばれます。「さあ、天を見上げなさい。」と。

◇クイズ
お休み

日々の御言葉 1月8日

日々のみ言葉 1月8日
○今日のタイトル わたしが示す地へ
○通読箇所 創世記12-13章

◇今日の聖句
【主】はアブラムに言われた。「あなたは、あなたの土地、あなたの親族、あなたの父の家を離れて、わたしが示す地へ行きなさい。そうすれば、わたしはあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大いなるものとする。あなたは祝福となりなさい。…地のすべての部族は、あなたによって祝福される。」

◇ひとくち解説
神の人類救済のプランは12章から新展開を見ます。アブラハムとその子孫を通して全世界の祝福を回復されるのです。主がなぜアブラムを選ばれたのかは全く書かれていません。その選びは青天の霹靂でした。しかし、アブラムは理由も行く先を知らずに、即座にその選びにこたえました。
ここにおいて、神はアダムとエバに対する呪いを逆転させる一筋の流れを起こされます。「苦しんで子を産む」(3:16)に対して「大いなる国民(子孫の繁栄)」を、「荒れた大地」に対して「約束の地」を、「追放」に対して「祝福」を与えると約束されます。
パウロは、12:7の「子孫」が単数形で書かれていることを強調して、「それはキリストのことです。」(ガラテヤ3:16)と言っています。これらの約束は、アブラハムの子としておいでになるメシアによって実現するのです。
神は全人類のためにエデンの園への「帰路」を備えられます。12章はその旅路の始まりなのです。今日も主はその道に招かれます。「わたしが示す地へ行きなさい」と。

◇クイズ
13章の終わりで、アブラムが住み、主のための祭壇を築いたのは、何の木のそばでしたか?
1. ゴフェル 2.あかしあ 3.樫

日々の御言葉 1月7日

日々のみ言葉 1月7日
○今日のタイトル バベルの塔
○通読箇所 創世記10-11章

◇今日の聖句
彼らは言った。「さあ、われわれは自分たちのために、町と、頂が天に届く塔を建てて、名をあげよう。われわれが地の全面に散らされるといけないから。」そのとき【主】は、人間が建てた町と塔を見るために降りて来られた。

◇ひとくち解説
有名なバベルの塔の物語は、次の章から始まる新たな物語「アブラハムの選び」の伏線になっています。
人類が「地の全面に散らされ」たのは、バベル(バビロン)の傲慢のゆえでした。後に主はバビロンの罪をこう指摘されます。「おまえは心の中で言った。『私は天に上ろう。…いと高き方のようになろう。』」(イザヤ14:13-14)と。人類の<混乱と分断>を<真理と一致>へと導くために、次章で神はアブラムとその家系を選ばれます。
バベルで人々が「自分たちのために…名をあげよう。」(11:4)と言ったのに対し、神はアブラムに「わたしは…あなたの名を大いなるものとする」(12:2)と言われます。また、バベルが全地の混乱のもとになったのに対し、神はアブラムに「地のすべての部族は、あなたによって祝福される。」(12:3)と約束されます。
これらの約束はやがてメシアによって実現します。「【主】の家の山は…、もろもろの丘より高くそびえ立つ。そこにすべての国々が流れて来る。」(イザヤ2:2)こうして散らされた全世界は主のもとで一つとなるのです。

◇クイズ
10章に登場するニムロデは、ノアの息子のうちだれの子孫でしたか?
1. セム 2.ハム 3.ヤフェテ

日々の御言葉 1月6日

日々のみ言葉 1月6日
○今日のタイトル 覚えておられた
○通読箇所 創世記8-9章

◇今日の聖句
神は、ノアと、彼とともに箱舟の中にいた、すべての獣およびすべての家畜を覚えておられた。神は地の上に風を吹き渡らせた。すると水は引き始めた。

◇ひとくち解説
「神は、…覚えておられた。」(8:1)…これが回復と救いへのターニングポイントです。「覚える(心に留める)זָכַר」ことは神の重要なご性質の一つです。人はしばしば神の恵みを忘れてしまいますが、神はとこしえに「憐れみをお忘れになりません。」(ルカ1:54)
神が、ご自分の契約を思い出されるところから、救いが始まります。―ノアは第二のアダムとして、再創造された世界に出て行きました。主は全被造物に対して永遠の契約を立てられ、それを「思い起こす」(9:15、16)ために虹という「しるし」を置かれました。
後に、ロトを破滅から救い出されたのは、神がアブラハムを「覚えられた」(19:29)からでした。また、ラケルに子を授けられたのは神が「心に留められた」(30:22)からであり、イスラエルをエジプトから解放されたのは、「アブラハム、イサク、ヤコブとの契約を思い起こされた」(2:24)からなのです。
私たち一人ひとりを覚え、心に留められる主の恵みを思いましょう。「女が自分の乳飲み子を忘れるだろうか。自分の胎の子をあわれまないだろうか。たとえ女たちが忘れても、このわたしは、あなたを忘れない。」(イザヤ49:15)

◇クイズ
ノアが箱舟の覆いを外して、地の面が乾いているのを見たのは、何月何日?
1. 第七の月の十七日 2.第一の月の一日 3.第十の月の一日