日々のみ言葉 3月9日
○今日のタイトル 岩から水が出て
○通読箇所 出エジプト17-18章
◇今日の聖句
【主】はモーセに言われた。「民の前を通り、イスラエルの長老たちを何人か連れて、あなたがナイル川を打ったあの杖を手に取り、そして行け。さあ、わたしはそこ、ホレブの岩の上で、あなたの前に立つ。あなたはその岩を打て。岩から水が出て、民はそれを飲む。」
◇ひとくち解説
神の山に向かう最後の宿営地レフィディムで民は重大な過ちを犯します。「【主】は私たちの中におられるのか、おられないのかהֲיֵשׁ יְהוָה בְּקִרְבֵּנוּ אִם־אָֽיִן」(17:7)と言って、【主】を試みたのです。これは「わたしはあるאֶֽהְיֶה אֲשֶׁר אֶֽהְיֶה」と宣言される主の本質に対して、真っ向から挑戦する行為でした。
その後、異邦の民についての2つの物語を経て(イスラエルに不意打ち攻撃したアマレク人と、主をほめたたえたイテロ)、ついに19章で、主は山の上に顕現されるのです。
「見よ。わたしは濃い雲の中にあって、あなたに臨む。」(19:9)……これが、「【主】は私たちの中におられるのか」とつぶやいた、民に対する主の答えでした。
「わたしはある」を信じるか否か、それが約束の地への旅の命運を握る鍵なのです。
◇クイズ
アマレク人アガグの末裔で、ペルシャにおいてユダヤ人の敵となった人物と言えば?(エステル3:10)
1.ハメダタ 2.ハマン 3.モルデカイ