日々の御言葉 8月15日

日々のみ言葉 8月15日
○今日のタイトル 御顔を照り輝かせて
○通読箇所 詩篇79-80

◇今日の聖句
私たちはあなたから離れ去りません。私たちを生かしてください。私たちはあなたの御名を呼び求めます。

◇ひとくち解説
第80篇は、他の国に虐げられる、民の祈りの歌です。3つの部分からなり、それぞれ「神よ私たちを元に戻し御顔を照り輝かせてください。そうすれば私たちは救われます。」(3・7・19節)と結ばれます。
「御顔を照り輝かせて」とは、「主が御顔をあなたに照らし、あなたを恵まれますように」(民数6:25)という大祭司の祈りであり、祝福の原点です。その祝福が失われていることが、最大の痛みでした。
8節からはイスラエルの民がぶどうの木に例えられています。かつて主によって約束の地に植えられ、生い茂っていたぶどうの木であるイスラエルは、今、他国に荒らされ、火で焼かれ切り倒されています(12〜16節)。御顔の輝きが失われた原因は、主が民を離れられたからというよりも、民が主から離れてしまったからです。
そのことを自覚しながら、詩人は歌います。「私たちはあなたから離れ去りません。私たちを生かしてください。私たちはあなたの御名を呼び求めます。」(18節)
キリストは、ご自分の愛にとどまるすべての者を、豊かに実を結ぶぶどうの木としてくださると約束してくださいました。「わたしはぶどうの木、あなたがたは枝です。人がわたしにとどまり、わたしもその人にとどまっているなら、その人は多くの実を結びます。」(ヨハネ15:4)御名を呼び求めつつ、主につながりたいものです。

◇クイズ
1,2節にあるヨセフとベニヤミンの母、エフライムとマナセの祖母は誰?1.ラケル 2.レア 3.ジルパ

日々の御言葉 8月10日

日々のみ言葉 8月10日
○今日のタイトル 渇いたときには
○通読箇所 詩篇69-70

◇今日の聖句
彼らは私の食べ物の代わりに毒を与え 私が渇いたときには酢を飲ませました。

◇ひとくち解説
第69篇は苦しむ者の神への嘆願です。詩人はその恐ろしさを、大水の底におぼれる者に例えています。奔流に押し流されながらも「喉は渇き」(3節)とは、何という皮肉でしょうか。この詩篇は直接的には捕囚のイスラエルの民の苦悩の歌だと考えられます。憎しみの大海の中で、愛に渇く民の歌です。「主よ私に答えてください。いつくしみ深いあなたの恵みのゆえに。」(16節)と、詩人は泥沼の中で祈ります。
新約聖書の著者たちは、この詩人の苦しみを、イエスの受けられた苦難と重ね合わせて見ました。「私が渇いたときには酢を飲ませました」(69:21)…ヨハネは、十字架上でイエスが、「わたしは渇く」(ヨハネ19:28)と言われ、兵士たちから酸いぶどう酒を受けられたのは、聖書が成就するためだったと言っています。
キリストは受難の民の苦しみと一つとなる一方で、詩人が敵を呪うことで解決を求めたのに対して、「彼らをお赦しください」(ルカ24:34)と敵する者たちのために祈ることで、別の道をひらかれました。こうして愛と憐れみによって、民を憎しみの穴から贖い出されるのです。「主のしもべたちの子孫はその地を受け継ぎ 御名を愛する者たちはそこに住む」(36節)という豊かな回復を与えられます。
「主は貧しい者に耳を傾け 捕らわれたご自分の民を蔑まれない」(33節)大水よりも深い、主の憐れみをほめ歌います。

◇クイズ
69:4で詩人は、自分を憎む者は何より多いと表現していますか?1.いなご 2.髪の毛 3.海の砂

日々の御言葉 8月9日

日々のみ言葉 8月9日
○今日のタイトル 私の神の行列
○通読箇所 詩篇67-68

◇今日の聖句
ほむべきかな主。日々私たちの重荷を担われる方。この神こそ私たちの救い。

◇ひとくち解説
第68篇は「神の行列」を生き生きと描写します。1節「神は立ち上がりその敵は散り失せる。…」は、かつて荒野で神の箱が出発するたびにモーセが言った掛け声です(民数記10:35参照)。民は小躍りして喜びながら主の箱に続き、行列は始まります。
行列の先頭を行かれるこの神は、みなしご、やもめ、孤独な者、捕らわれ人など、寄る辺ない人々の、憐れみ深い保護者です。(5-6節)
行列は「荒れ野」を進み行き(7節)、「ゆずりの地」(9節)へと入ります。そこで主は、ご自分の民を羊の群れのように慈しみ守られます(10節)。
さらに神の箱は「その住まいとして望まれたあの山」(16節)シオンに進み行き、住まわれます。「ほむべきかな主。日々私たちの重荷を担われる方」(19節)神の箱はレビ人によって担がれましたが、実のところ主こそ、民を背負われるのです。
ついに神の箱は歌い手と楽人に伴われ、神殿へと上ります。「 神よ人々はあなたの行列を見ました。聖所で私の王 私の神の行列を」(24節)
この力強く、愛に満ちた行列に、巻き込まれるようにして、地の王国(異邦人)も、主への賛美に加わります(31-33節)。
神はいつでも、私たちをキリストによる凱旋の行列に加え、私たちを通してキリストを知る知識の香りを、いたるところで放ってくださいます。」(2コリ2:14)

◇クイズ
68:13で、主の民の美しさは、何に例えられていますか?1.鳩 2.雪 3.百合

日々の御言葉 8月8日

日々のみ言葉 8月8日
○今日のタイトル 豊かな所へ導き出し
○通読箇所 詩篇65-66

◇今日の聖句
私たちは火の中水の中を通りました。しかしあなたは私たちを豊かな所へ導き出してくださいました。

◇ひとくち解説
第66篇は、神のみわざに対する感謝の歌です。
● 歌は「全地よ」という壮大な呼びかけから始まります。呼びかけに応じて、造られたすべてのものが主を伏し拝み、御名をほめ歌います。(1〜4節)
● 続いて視線は、イスラエルの民に向けられ、「さあ神のみわざを見よ」と促されます。「海を乾いた所とされた」(出エジプト)「川の中を歩いて渡った」(ヨルダン渡河)が想起され、民は「神にあって喜ぼう」と応答します。(5〜7節)
● さらに、「国々の民よ」と異邦の民に呼びかけられます。イスラエルに現わされた主の御力は、諸国の民にも主への賛美を呼び起こします。(8〜12節)
● 13節からは、「私たち」という共同体の賛美から、「私」という個人の感謝へと焦点が移ります。民が体験した過去の救いが、個人が体験する現在の救いと重ね合され、「私」は喜びをもって、全焼のささげ物を捧げます。共同体の礼拝は、「神が私のたましいになさったこと」という個人の礼拝の集合なのです。
● 最後に「すべて神を恐れる者たちよ」と呼びかけられ、この歌を聴く私たちをも、賛美の歌に巻き込みます。

◇クイズ
65:11では神が通られた跡には、何が滴っていると歌われていますか?1.水 2.油 3.蜜

日々の御言葉 8月5日

日々のみ言葉 8月5日
○今日のタイトル あなたを見続けます
○通読箇所 詩篇59-60

◇今日の聖句
私の力よ私はあなたを見続けます。神が私の砦だからです。私の恵みの神は私を迎えに来てくださる。

◇ひとくち解説
第59篇も困難の中での祈りです。いわれのない憎しみを受け、包囲される人の歌です。
歌は二つ部分に分けられます。それぞれの終わりは、「私の力」である「恵みの神」への賛美で結ばれます(9-10節・17節)。また、それぞれの部分で、襲いかかる者たちが、夕べの町をうろつく獰猛な野犬に例えられています(6節・14-15節)。
身構える敵におびえる詩人は主に向かって「どうか目を覚ましここに来て見てください」(5節)と祈ります。来て見てくださいと言いつつ、自分は危機にしか目を向けていないようです。
しかし9節では「私の力よ私はあなたを見続けます」と、砦であり盾である神に目をあげます。神のまなざしと、目を合わせた時、自分に対して身構えているのは敵ではなく、<恵みの神>なのだということに気づくのです。「私の恵みの神は私を迎えに来てくださる。」(10節)と。 そのとき、野犬のうろつく暗闇の中で、喜びの賛美に満ちた朝明けの到来を確信することができました。(16節)
苦難の中でこそ、恵みの神を見続けていたいものです。「信仰の創始者であり完成者であるイエスから、目を離さないでいなさい。」(ヘブル12:2)

◇クイズ
60:7で、神はエフライムの地を何に例えておられますか?1.王笏 2.かぶと 3.履き物

日々の御言葉 8月4日

日々のみ言葉 8月4日
○今日のタイトル 暁を呼び覚まそう
○通読箇所 詩篇57-58

◇今日の聖句
私のたましいよ目を覚ませ。琴よ竪琴よ目を覚ませ。私は暁を呼び覚まそう。

◇ひとくち解説
第57篇は、2つの部分に分かれます。それぞれの部分が「神よあなたが天であなたの栄光が全世界であがめられますように。」(5、11節)という賛美で結ばれます。またそれぞれ、その前に、主の<恵みとまこと>が強調されています(3、10節)。
● 前半(1-5節)は、滅び・踏みつける者ども・獅子たち・貪り食う者の脅威の中で、「私のためにすべてを成し遂げてくださる神」(2節)に信頼し、「御翼の陰に身を避け」る(1節)幸いが歌われます。
● 後半(6-11節)では、さらに進んで、敵が、自分の仕掛けた罠にかかるという、逆転の勝利の確信が歌われます。
◇「私の心は揺るぎません」(7節)と詩人は歌います。なぜなら主の<恵みとまこと>が揺るがないからです。恵みと訳されている言葉חֶסֶדは、契約に基づく変わらない愛を意味します。主はかつて御名を宣言し、とこしえの恵みとまこととを誓われました。(出34:6)揺るがない心は、詩人の竪琴と賛美の歌を呼び覚まします。その歌は、暁を呼び覚ます祈りとなります。まだ日の出前のであるにもかかわらず、彼の目はすでに太陽の出現を確信しているのです。その日の出とは、主の「栄光が全地であがめられ」(11節)るという希望です。
明けない夜はありません。暗闇の中にあっても、揺るがない心で暁を待ち望みたいものです。

◇クイズ
58:4で耳を閉ざしている動物として例えに挙げられているのは?1.コブラ 2.はげわし 3.もぐら

日々の御言葉 8月3日

日々のみ言葉 8月3日
○今日のタイトル 私の涙を
○通読箇所 詩篇55-56

◇今日の聖句
あなたは私のさすらいを記しておられます。どうか私の涙をあなたの皮袋に蓄えてください。それともあなたの書に記されていないのですか。

◇ひとくち解説
第56篇も、苦難の中での祈りの歌です。
「一日中כָּל־הַיּוֹם」という言葉が2,5節に繰り返されます。詩人にとって、一日一日が「心に恐れを覚える日」(3節)でした。虐げられる毎日は、どれほど長く感じられたことでしょう。
しかしこの人が、その日を「私が呼び求める日」としたとき、神が味方であることを、心深くに知りました(9節)。
「どうか私の涙をあなたの皮袋に蓄えてください。」(8節)…主は、自分のさすらいの日々を、すべて記録し知ってくださっている。そして、流した涙の一滴一滴に至るまで、すべて集め、蓄えてくださっている…そう信じた詩人は歌います。「神に信頼し私は何も恐れません。」(4、11節)
苦難の全てが取り除かれたわけではありません。しかし詩人は、主と共に歩む幸いを見いだしたのです。「まことにあなたは救い出してくださいました。…私がいのちの光のうちに神の御前に歩むために。」(13節)
「わたしはある」(出エジ3:14)と宣言される主は、民の「苦しみを確かに見、…叫びを聞(き)、痛みを確かに知って」くださるお方です(同7節)。かつ、「泣かなくてもよい」(ルカ7:13、8:52)と涙をことごとくぬぐいうことのできるいのちの光です。

◇クイズ
2列王20:5で、主から「あなたの涙も見た」と言われた人は?1.ハガル 2.エレミヤ 3.ヒゼキヤ

日々の御言葉 8月2日

日々のみ言葉 8月2日
○今日のタイトル すばらしい御名
○通読箇所 詩篇53-54

◇今日の聖句
私は心からのささげ物をもってあなたにいけにえを献げます。主よあなたの御名に感謝します。すばらしい御名に。

◇ひとくち解説
第54篇は、苦難の中での祈りの歌です。
詩人は「御名によって私をお救いください」(1節)と祈り始めます。御名を呼ぶことは、神の現存を心深くに呼び起こします。それに対して、敵対する横暴な者たちは、自分の前に神を置こうとしない人々です。(3節 協会共同訳参照)
祈り終えるや否や、詩人は「見よ」と目を上げます。その瞳に映るのは、自分を助け、いのちを支えてくださる神です(4節)。彼は、祈り求めたものを、「すでに得たと信じ」(マルコ11:24)感謝を込めて、心からのささげ物を捧げます。「主よあなたの御名に感謝します。すばらしい御名に。」(6節)と。
敵はまだ、去ったわけではありませんでした。しかし、すでに「神がすべての苦難から私を救い出し」てくださった、と信じた結果、その脅威でさえ「平然と眺めるようになった」(7節)のです。
主イエスは弟子たちに言われました。「世にあっては苦難があります。しかし、勇気を出しなさい。わたしはすでに世に勝ちました。」(ヨハネ16:33)だから私たちはいつでも平然と言うことができます。「主に感謝せよ。その御名を呼び求めよ」(イザヤ12:4)と。

◇クイズ
表題にある、ダビデの隠れ場所をサウルに密告した人々は? 1.ジフ人 2.エブス人 3.ヒビ人

日々の御言葉 8月1日

日々のみ言葉 8月1日
○今日のタイトル 新しくしてください
○通読箇所 詩篇51-52

◇今日の聖句
神へのいけにえは砕かれた霊。打たれ砕かれた心。神よあなたはそれを蔑まれません。

◇ひとくち解説
51篇は、まことの悔い改めについて歌っています。
● 1-2節では、「あわれんでください」「ぬぐい去ってください」「洗い去り」「きよめてください」と、4つの嘆願を重ねて、主の前に自分を置きます。
● 3-5節では、自分の罪を真摯に認めます。それがどれほど根深いものかを表現するために、「咎ある者として生まれ」とさえ言います。
● 6-13節は、回復と刷新が歌われます。本当の悔い改めは、後悔で終わりません。喜びと新たな歩みへと向かわせます。「きよくなります」「雪よりも白くなります」(7節)という赦しへの確信に、骨さえも喜び震えます。完全な赦しを経て、聖なる御霊によって心が新たにされ、主に仕えることを喜ぶ者とされます。(12節)その姿は、他の「罪人たち」をも、神のもとに立ち返らせるのです(13節)。
● 15-19節は、公の礼拝への回帰です。主が唇をひらいてくださるとき、賛美の歌を捧げ、主の栄光を告げ知らせることができます。罪の赦しによって主との契約が回復された時、まことの礼拝を主に捧げることができるのです。「あなたがたのからだを、神に喜ばれる、聖なる生きたささげ物として献げなさい。それこそ、あなたがたにふさわしい礼拝です。」(ローマ12:1)

◇クイズ
51:7では、ある植物で罪を除いてくださいと歌われています。その植物とは? 1.麻 2.ヒソプ 3.オリーブ

日々の御言葉 7月29日

日々のみ言葉 7月29日
○今日のタイトル 主よ、ダビデの子よ。
○通読箇所 マタイ15章

◇今日の聖句
その地方のカナン人の女が出て来て、「主よ、ダビデの子よ。私をあわれんでください。娘が悪霊につかれて、ひどく苦しんでいます」と言って叫び続けた。

◇ひとくち解説
エルサレムから来た律法学者たちとの論争を経て、イエスはそこを去り、ツロとシドンの地方に退かれました。シドン人の女と言えば、イスラエルにバアル礼拝を確立させた王妃イゼベルを連想させます。異教徒の女性が、イエスのもとに来て「主よ、ダビデの子よ」と言って、娘の救いを嘆願します。彼女は、イエスをダビデの子メシアと認めただけではありません。アブラハムに約束された全世界の祝福の源であると信じました。イエスは「あなたの信仰は立派です」と称賛し、娘を癒されました。
イエスはガリラヤ湖の南東岸…デカポリスと呼ばれる異邦人の地に行かれます。その地においても、ユダヤ人になさったのと同様に、多くの人々の病を癒されました。こうして彼らは「イスラエルの神をあがめた」(31節)のです。
さらに、7つのパンをもって四千人以上の飢えた異邦人を養われました。
これらの異邦人への恵みは、同行していた弟子たちには既成概念を打ち砕く衝撃であったことでしょう。後に、彼らは復活されたキリストから「あらゆる国の人々を弟子としなさい」(28:19)と命じられます。この章のできごとは、福音が国境を超えて広がっていく時代に備えての、弟子たちのための訓練であったとも言えるでしょう。

◇クイズ
七つのパンで、四千人以上が満腹した後の、余ったパン切れは何かご? 1.五つ 2.七つ 3.12個