日々の御言葉 5月14日

日々のみ言葉 5月14日
○今日のタイトル 青銅の蛇
○通読箇所 民数記21-22章

◇今日の聖句
【主】はモーセに言われた。「あなたは燃える蛇を作り、それを旗ざおの上に付けよ。かまれた者はみな、それを仰ぎ見れば生きる。」

◇ひとくち解説
40年に及ぶ荒野の旅は終わりを迎えようとしています。その間、民はありとあらゆる反逆をもって神に背き続けましたが、主は、それを凌駕する憐れみをもって民を養われました。旅の終わりに、不思議な方法をもって、主は改めてそのことを示されます。「青銅の蛇」と「占い師バラム」の記事です。本来、この二つは両方とも神の嫌われるものでした。しかし神は、その忌むべき方法をもってさえも、民を救い祝福したいと願われたのです。ここに、底知れぬ神の愛があります。
神が40年間憐れみをもってお与えになったマナを、民はこともあろうに「このみじめな食べ物」と呼び、飽き飽きしたと言い放ちました。その罪に対する裁きとして毒蛇が送られました。しかし神は同時に、救いの手段として「青銅の蛇」を用意され、「それを仰ぎ見れば生きる」(21:8)と約束されました。
イエスは、この青銅の蛇のようにご自分も上げられなければならないと言われました。(ヨハネ3:14)御子が十字架の上で呪われることは、あってはならないことでした。しかし、人類の罪への裁きを回避するにはこの非常手段しかなかったのです。「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」(ヨハネ3:16)

◇クイズ
22章でバラムを諭した動物は?1.はと 2.ロバ 3.へび

日々の御言葉 5月13日

日々のみ言葉 5月13日
○今日のタイトル モーセとアロンの罪
○通読箇所 民数記19-20章

◇今日の聖句
【主】はモーセに告げられた。「杖を取れ。…あなたがたが彼らの目の前で岩に命じれば、岩は水を出す。彼らのために岩から水を出して、会衆とその家畜に飲ませよ。」

◇ひとくち解説
これまで数多くの民の神に対する反逆について記されてきましたが、ここで、ついに、モーセとアロンさえも罪を犯します。
民が水の不足を訴えたとき、主がモーセに示された方法は「彼らの目の前で岩に命じれば、岩は水を出す」(20:8)でした。岩に語りかけさえすればよかったのです。
しかし、奇跡的にアーモンドが実ったあの杖(17:8)を手にしたとき、モーセとアロンの心に自負の念が生まれたのです。自分は神から選ばれたものなのだと。さらに、民が「あなたがたは【主】の集会をこの荒野に引き入れ…」(20:4)と、あたかもモーセとアロンが旅を主導したかのように言ったことも、彼らを惑わしてしまったのかもしれません。
モーセは、神の命じられたようには行わず、杖で岩を二度打ちました。かつてホレブ山で同じように岩から水を出した経験(出エジ17章)に頼ったのです。さらに、「この岩から、われわれが」(20:10)と、自分たちがなしたかのように言いました。
主は憐れみをもって豊かな水を与えられました。しかし、モーセとアロンは悲しい罪の代償を負わなければなりませんでした。彼らもまた約束の地に入ることができなくなったのです。この事件は「主のみが聖であることを」示すしるしとして、後々まで語り継がれることになります。(詩編81:7、95:8、106:32-33)

◇クイズ
20:14でモーセはどの民に「兄弟」と呼びかけましたか?1.ミデアン人 2.アマレク人 3.エドム人

日々の御言葉 5月12日

日々のみ言葉 5月12日
○今日のタイトル アロンの杖
○通読箇所 民数記17-18章

◇今日の聖句
【主】はモーセに言われた。「アロンの杖をあかしの箱の前に戻して、逆らう者たちへの戒めのために、しるしとせよ。彼らの不平をわたしから全くなくせ。彼らが死ぬことのないようにするためである。」

◇ひとくち解説
12部族の族長の杖(権威の象徴)が集められ、あかしの箱の前に置かれます。その中でアロンの杖のみが、一晩のうちに芽を吹き、花を咲かせ、実を結びました。これをもって主の選びが証明されたのです。このアロンの杖は、「しるし」としてあかしの箱の前に置かれました。 さて、ヘブル書9章によれば、契約の箱の中には「マナの入った金の壺、芽を出したアロンの杖、契約の板がありました」(9:4)。
1.マナ…神が荒野で40年間絶えることなく、民を養われた恵みのしるしです。同時に、民が食べ物に対して不平を言った(民11:6)しるしでもあります。
2.アロンの杖…主が賜物として祭司を選ばれたしるしです。同時に、コラたちが不平を言って反逆し、恐るべき罰を受けたしるしです。
3.契約の板…神が結ばれた永遠の契約のしるしです。同時に、金の子牛の事件で、最初の石板が砕かれたことを思い起こさせるしるしです。
これらのしるしは、神の憐れみと選び、賜物の大きさを表すと同時に、人の弱さ、不確かさをあらわしているのです。あるがままの弱さを認め、主に望みを置く人は幸いです。

◇クイズ
アロンの杖に実ったのは?1.アーモンド 2.ピスタチオ 3.クルミ

日々の御言葉 5月11日

日々のみ言葉 5月11日
○今日のタイトル コラの反逆
○通読箇所 民数記15-16章

◇今日の聖句
それからモーセはコラに言った。「明日、あなたとあなたの仲間はみな、【主】の前に出なさい。あなたも彼らも、そしてアロンも。

◇ひとくち解説
16章には、二つの反逆が記されています。一つはレビ人コラとその仲間が、祭司の特権を要求した「宗教的反逆」。もう一つはルベン族(ヤコブの長子の一族)ダタンとアビラムが、エフライム族(ヤコブの末子の一族)ヨシュアをねたんだ「政治的反逆」です。
主の前に呼び出されたのに、「われわれは行かない(原語:לֹא נַעֲלֶֽה上らない)」と言った、ダタンとアビラムは、地に呑まれよみに<下りוַיֵּרְדוּ>ました。
火皿を取り、<火を入れ>香を焚いて祭司になろうとしたコラとその仲間は、主から出た<火で>焼き尽くされました。
主の怒りはすべての民に臨もうとしていました(21節)が、またもモーセとアロンのとりなしで主は思いとどまられます。この憐れみは不思議な結果をもたらします。「コラの子たちは死ななかった」(26:10)のです。そればかりか、その子孫はやがて、神殿の聖歌隊として中心的な役割を担います(歴代下20:19)。詩編の中にも「コラの子」の賛歌が多数収録されています。また、コラの子孫の中から預言者サムエルが登場し、暗黒時代のイスラエルに光をもたらし、二人の王の叙任に携わることになるのです。
「コラの子」の存在そのものが、主の恵みのしるしとなったのです。

◇クイズ
反逆者たちの使った火皿はどうされましたか?1.捨てられた 2.そのまま使われた 3.祭壇の覆いになった

日々の御言葉 5月10日

日々のみ言葉 5月10日
○今日のタイトル 約束の地偵察
○通読箇所 民数記13-14章

◇今日の聖句
「私たちが巡り歩いて偵察した地は、すばらしく、良い地だった。もし【主】が私たちを喜んでおられるなら、私たちをあの地に導き入れ、それを私たちに下さる。」

◇ひとくち解説
10:11で、ついにイスラエルの民はシナイから約束の地に向けて出発します。主は彼らに先立って進まれます。
しかし、旅の初めから、民は主に反逆し始めます。「激しい欲望にかられ」(11:4)食べ物に関して不平を言います。そればかりか身内のアロンとミリアムさえモーセをねたんで非難します。そのたびにモーセは彼らのために祈ります。
ついに13章で主への背信は限界に達します。約束の地を偵察した部族の代表12名のうち10名までが、その地について悪いうわさを流したのです。民は「エジプトに帰ろう」(14:4)と叫びます。ただヨシュアとカレブの二人だけが、主の約束を信じました。
主の激しい怒りの前に、モーセは自分への祝福(14:12)を投げ打って、とりなしの祈りを捧げました(14:11-19)。主は大きな恵みによって赦しを与えられます。民は即座に打たれることは免れましたが、罪の代償は背負わなければなりませんでした。彼らの世代は、約束の地を見ることなく、40年の荒野の旅で死ぬことになるのです。
ですから、聖霊が言われるとおりです。『今日、もし御声を聞くなら、あなたがたの心を頑なにしてはならない。荒野での試みの日に神に逆らったときのように。』…生ける神から離れる者がないように気をつけなさい。」(ヘブル3:7-8、12)

◇クイズ
ヨシュアはどの部族の代表として偵察に行きましたか?
1.ユダ族 2.エフライム族 3.レビ族

日々の御言葉 5月7日

日々のみ言葉 5月7日
○今日のタイトル レビ人のきよめ
○通読箇所 民数記7-8章

◇今日の聖句
この後、レビ人は会見の天幕に入って、アロンとその子らの前で自分たちの奉仕をした。人々は【主】がレビ人についてモーセに命じられたとおりに、レビ人に行った。

◇ひとくち解説
7-8章の記事は、出エジプト記40章の「幕屋を設営し終えた日」に続くできごとです。つまり、人口調査をし、陣営を整えるよりも前に、旅への出発の準備として行われたことが記されています。それは民の心臓部である幕屋(聖所)が機能を開始することでした。そのために、祭壇が聖別・奉献され、12部族が一つとなり、燭台に永遠の火が灯され、レビ人が聖別され任務についたのです。こうして「心臓」は脈打ち始めました。
純金の七枝の燭台については、すでに何度もその意匠や制作方法、灯し方などについて記されてきましたが、ここで実際に灯されました。それに続いて、レビ人の奉献が記されていることは興味深いことです。燭台が聖所を照らしたように、奉仕者レビ人の存在そのものが、神がそこにおられるしるしとなり、民を照らす灯となったのです。
主はわたしたちを「暗闇の中から驚くべき光の中へと招き入れて」(1ペトロ2:9)聖なる者としてくださいました。それは、私たちの存在が世の光となるためです。主は言われます。「あなたがたの光を人々の前で輝かせなさい」(マタイ5:16)と。

◇クイズ
8:25によると、レビ人の奉仕の務めは、何歳まで続きましたか?
1.50歳 2.65歳 3.75歳

日々の御言葉 5月6日

日々のみ言葉 5月6日
○今日のタイトル アロンの祝祷
○通読箇所 民数記5-6章

◇今日の聖句
『【主】があなたを祝福し、あなたを守られますように。【主】が御顔をあなたに照らし、あなたを恵まれますように。【主】が御顔をあなたに向け、あなたに平安を与えられますように。』

◇ひとくち解説
祭司の重要な任務の一つが、民を祝福することでした。6:24-26の祝祷は、神から祭司へ、祭司から民へ、民から全世界へとひろがる祝福の祈りです。各節の単語数は、24節が3、25節は5、26節は7と長くなっていき、祝福が豊かさを増して流れゆくさまを表しています。その行き着く先は「平安」(シャローム)です。それは完全な調和が保たれ、満ち足りた状態を意味します。この祈りは祭司が主の御名を置くとき、実現しました。「御名を置く」という表現は、のちに主の住まい(エルサレム、神殿)に対して用いられます。(申命記12:5、列王上11:36、歴代下6:20)民に御名が置かれるということは、主が民のただ中に住まわれるということを意味するのです。
復活されたキリストは「平安があなたがたにあるように」(ヨハネ20:19)と弟子たちを「手を上げて祝福され」(ルカ24:50)ました。「あわれみ深い、忠実な大祭司」(ヘブル2:17)であるキリストは「御名によって」(ヨハネ17:12)私たちを守り、わたしたちを「神の御住まい」(エフェソ2:22)とし、祝福してくださるお方です。

◇クイズ
6章にはナジル人についての規定がありますが、士師記13章で生まれながらにしてナジル人とされたのは誰?
1.ギデオン 2.ヨシュア 3.サムソン

日々の御言葉 5月5日

日々のみ言葉 5月5日
○今日のタイトル わたしのものとなる
○通読箇所 民数記3-4章

◇今日の聖句
「見よ。わたしは、イスラエルの子らのうちで最初に胎を開いたすべての長子の代わりに、イスラエルの子らの中からレビ人を取ることにした。レビ人はわたしのものとなる。…彼らはわたしのものである。わたしは【主】である。」

◇ひとくち解説
民数記を読み始めています。本書は大きく三つの部分からなります。
1.シナイ山での最後の宿営〜旅への備え(1:1-10:10)
2.シナイからモアブの野までの一世代にわたる荒野の旅(10:11-22:1)
3.モアブの野での宿営〜約束の地に入る備え(22:2-36:13)
荒野の旅は、神とイスラエルの<婚約時代>とも言えるでしょう(エレミヤ2:2)。その間、イスラエルは、多くの背信によって神を裏切りました。その不誠実にも関わらず、神は愛と憐れみをもって民を導き続けられます。「わたしはあなたがたの間を歩み、あなたがたの神となり、あなたがたはわたしの民となる」(レビ26:12)という祝福を与えるためです。<民の不忠実と神の誠実>…このテーマは、後代にわたって(新約聖書においても)語り継がれます。
今日の箇所では、神がアロンとその子孫(祭司)と、レビ人に対して、特別な働きを与えられます。彼らの存在そのものが、民の中心に神がおられることを目に見えるように現わしています。

◇クイズ
2章によると、12部族のうち、前方(東)に宿営し、行進の先頭を行くのはどの部族?
1.レビ 2.ユダ 3.ルベン

日々の御言葉 5月3日

日々のみ言葉 5月3日
○今日のタイトル 誓願
○通読箇所 レビ記27章

◇今日の聖句
「イスラエルの子らに告げよ。人が人間の評価額にしたがって【主】に特別な誓願を立てるときには、その評価額を次のとおりにする。」

◇ひとくち解説
レビ記の結論である26章では、主に従う者に与えられる祝福と、不従順への呪いがしるされていました。それは民に対する、主の誓いの言葉です。主はご自分のお言葉に永遠に責任をもたれます。
27章では、誓願のささげ物について記されています。誓願とは、神の特別な恵みを願って、自分自身を、あるいは自分の所有物を主に捧げることを誓うことです。それは義務ではなく、全く自発的な意思によってなされました。ただし、一度捧げると誓ったものを取り消したり、他のもので代用したりしてはなりません。誓いには責任が伴うものではり、決して軽々にすべきものではないのです。
主イエスは言われます。「わたしはあなたがたに言います。決して誓ってはいけません」(マタイ5:34)と。誓いのすべてが悪いというわけではありませんが、「髪の毛一本さえ白くも黒くもできない」ような私たちが無責任に誓うことは、神への冒涜であると戒められたのです。
私たちが信頼を置くべきは、自分の誓願よりも、主が立てて下さった永遠の誓いなのです。「わたしは…彼らとのわたしの契約を破ることはない。わたしが彼らの神、【主】だからである。」(レビ26:44)

◇クイズ
神はアブラハムに約束する際、何にかけて誓われましたか?(ヘブル6:13)
1.虹 2.星 3.ご自分

日々の御言葉 4月30日

日々のみ言葉 4月30日
○今日のタイトル 神殿での証言
○通読箇所 使徒の働き22章

◇今日の聖句
『私たちの父祖の神は、あなたをお選びになりました。あなたがみこころを知り、義なる方を見、その方の口から御声を聞くようになるためです。あなたはその方のために、すべての人に対して、見聞きしたことを証しする証人となるのです。』

◇ひとくち解説
連行されていくパウロは、エルサレムの民に語りかけます。彼は「同胞のためなら…のろわれた者となってもよいとさえ思って」(ローマ9:3)いました。エルサレムの人々も自分と同じように神の恵みの福音に入ることを願いつつ、パウロは大胆に主が自分にしてくださったことを話します。
復活のキリストと出会った後、パウロはアナニアを通して、主の選びの理由を知ります。それは ①みこころを知り、②義なる方(主キリスト)を見、 ③御声を聞き…その上で、キリストの証人となることでした。そして、主が自分に進むべき道を示されたのは、他ならぬここエルサレム神殿であったと、パウロは語ります。
エルサレムの人々は、イエスが主として、神殿でパウロに語りかけられたことを知り衝撃を受けました。それは、到底受け入れがたいことでした。
しかしやがて異邦人の満ちる時が来たなら、イスラエルの民もまた、みこころを知り、キリストを見、その御声を聞き、「こうして、イスラエルはみな救われるのです。」(ローマ11:26)その日まで、パウロの祈りは教会に響き続けます。「私の心の願い、彼らのために神にささげる祈りは、彼らの救いです。」(同10:1)

◇クイズ
天からのまばゆい光がパウロを照らしたのは、いつごろでしたか?
1.夜明け 2.真昼 3.夕暮れ