日々の御言葉 11月30日

日々のみ言葉 11月30日
○今日のタイトル 神殿で
○通読箇所 使徒言行録22章

◇今日の聖句
「さて、わたしはエルサレムに帰って来て、神殿で祈っていたとき、我を忘れた状態になり、主にお会いしたのです。…すると、主は言われました。『行け。わたしがあなたを遠く異邦人のために遣わすのだ。』」https://www.bible.com/bible/1819/ACT.22.新共同訳

◇ひとくち解説
神殿の境内で、誤解のためにユダヤ人に殺されそうになったパウロは、千人隊長には凶暴な反乱者とみなされ二本の鎖で縛られ、兵営へと連れてゆかれます。
パウロは許可を得て振り返り、神殿の階段に立ち、群衆に語りかけました。自らの回心の経験を通して、イエス・キリストが主であることを大胆に証したのです。さらに回心直後、神殿で祈っていたとき、そこで出会った「主なる神」は、イエスであり、そのお方から、異邦人宣教の任命を受けたことを証言しました。
イエスこそ神殿で出会うべき神だというメッセージは、神殿を訪れていた人々にどれ程強烈な衝撃を与えたことでしょう。その姿は、かつて神殿の境内で「渇いている人はだれでも、わたしのところに来て飲みなさい。」(ヨハネ7:37)と叫ばれた、キリストを思い起こさせます。
この事件を通して、福音はエルサレムから、帝国の最深部であるローマへと、川となって流れ込むことになるのです。

◇クイズ
パウロは群衆に何語で話しかけたと記されていますか? 1.ヘブライ語 2.ギリシア語 3.ラテン語

日々の御言葉 11月27日

日々のみ言葉 11月27日
○今日のタイトル 十字架
○通読箇所 ヨハネ19章

◇今日の聖句
イエスは、このぶどう酒を受けると、「成し遂げられた」と言い、頭を垂れて息を引き取られた。
https://www.bible.com/bible/1819/JHN.19.新共同訳

◇ひとくち解説
他の3つの福音書は、百人隊長や犯罪人の言葉で、十字架のイエスに対する劇的な信仰告白を記しています。しかし、ヨハネ福音書には、この十字架の場面でそのような言葉は見当たりません。ヨハネは、「世の罪を取り除く神の小羊」としての使命が、一方的に主キリストの側で「成し遂げられた」ことのみに注目させます。「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された」(3:16)という神の視点で描かれているのです。
ところで、十字架の御傷は、復活されたイエスの体に残されます。次章で、その御傷を目の当たりにした弟子トマスが「わたしの主、わたしの神よ」と信仰を言い表し、この書はクライマックスを迎えます。
十字架こそは神が人類に与えられたもっとも偉大な「しるし」です。その愛のしるしを見、「わたしの主、わたしの神よ」と信じ、永遠の命を受けること…それがこの福音書のゴールなのです。

◇クイズ
ピラトの官邸で兵士たちはイエスに何色の服を着せましたか? 1.赤 2.白 3.紫

日々の御言葉 11月26日

日々のみ言葉 11月26日
○今日のタイトル 裁き
○通読箇所 ヨハネ18章

◇今日の聖句
イエスはお答えになった。「わたしが王だとは、あなたが言っていることです。わたしは真理について証しをするために生まれ、そのためにこの世に来た。真理に属する人は皆、わたしの声を聞く。」ピラトは言った。「真理とは何か。」https://www.bible.com/bible/1819/JHN.18.新共同訳

◇ひとくち解説
見よ、世の罪を取り除く神の小羊だ」(ヨハネ1:29)…洗礼者ヨハネはイエスの使命をこう言い表しました。イエスご自身も、その使命遂行の時を「わたしの時」(2:4,7:6,7:30,8:20,12:23,13:1)と繰り返され、その目標に向かって一直線に歩みを進めて来られました。いよいよ、その「時が来ました。」(17:1)
イエスが取り除こうとしておられる「世の罪」とは誰のどんな罪なのかを、18章は浮き彫りにします。イエスは、ユダヤ人と異邦人の両方の裁きに立たれました。ユダヤ人も異邦人も、そしてローマ総督(政治の長)、大祭司(宗教の長)から、下役、さらには弟子たちに至るまで、「イエスが主である」ことに背を向けるすべての人の罪に、イエスは対峙されます。
その「世の罪」を、すべて取り除くために、真理の主は裁きの席に立たれたのです。

◇クイズ
園でとらえられたイエスが、最初に連れていかれたのは?1.カイアファの屋敷 2.アンナスのところ 3.総督ピラトの官邸

日々の御言葉 11月24日

日々のみ言葉 11月24日
○今日のタイトル 真理の霊
○通読箇所 ヨハネ16章

◇今日の聖句
その方、すなわち、真理の霊が来ると、あなたがたを導いて真理をことごとく悟らせる。…その方はわたしに栄光を与える。わたしのものを受けて、あなたがたに告げるからである。 https://www.bible.com/bible/1819/JHN.16.新共同訳

◇ひとくち解説
15章でご自分との一致について語られたイエスは、それがどのようにして実現するのかを告げられます。それは「真理の霊」と呼ばれる聖霊によるのです。この真理の霊はπαράκλητος―「弁護者」「助け主」「慰め主」(7節)とも呼ばれ、私たちの内に降られるとき、キリストを証します。(15:26)キリストの栄光をそっくりそのまま受けて、私たちの心に輝かせます。こうして聖霊によって、私たちはキリストと一つとなるのです。「その喜びをあなたがたから奪い去る者はいない。」(22節)と主は約束されます。だからこそ、復活されたキリストは厳かに命じられました。「聖霊を受けなさい。」(20:22)と。
イエスと共に歩むことは、キリスト共に十字架を負うことをも意味します。世にあるかぎり苦難があるでしょう。しかし、いかなる苦難の中でさえ、わたしたちの喜びは奪われません。なぜなら、「わたしは既に世に勝っている」(33節)と宣言されるキリストが共におられるからです。

◇クイズ
「弁護者」(7節)をギリシャ語でいうと?1.パラクレートス 2.エイレーネ 3.プレローマ

日々の御言葉 11月23日

日々のみ言葉 11月23日
○今日のタイトル わたしはぶどうの木
○通読箇所 ヨハネ15章

◇今日の聖句
わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。人がわたしにつながっており、わたしもその人につながっていれば、その人は豊かに実を結ぶ。わたしを離れては、あなたがたは何もできないからである。 https://www.bible.com/bible/1819/JHN.15.新共同訳

◇ひとくち解説
イエスは1章で「来なさい。そうすれば分かる」(1:39)と言って、ご自分が「とどまっているμένωところ」へと弟子たちを招かれました。14〜17章では、その「とどまっているところ」の深みが、つまびらかにされます。
14章では「わたしを見た者は、父を見たのだ。」とご自分と御父が一体であることを示されます。さらに15章ではぶどうの幹と枝が一つの生命を共有しているように、「わたしにつながっていなさいμένω」(15:4)と招かれます。こうして、私たちは「御父と御子イエス・キリストとの交わり」(1ヨハネ1:3)という最高の喜びにあずかるのです。
神は愛です。」(1ヨハネ4:16)ですから、キリストとの一致は、私たちの人生に愛という実を結びます。キリストがそうなさったように、「友のために自分の命を捨てる」(15:13)ほど深く愛することによってもたらされる実です。
今週、キリストにつながって歩むことができますように。

◇クイズ
民数記13章で、約束の地への偵察隊がぶどうの実を取ったのは、何という谷でしたか?1.アコル 2.エシュコル 3.カデシュ

日々の御言葉 11月20日

日々のみ言葉 11月20日
○今日のタイトル 一粒の麦は
○通読箇所 ヨハネ12章

◇今日の聖句
イエスはこうお答えになった。「人の子が栄光を受ける時が来た。はっきり言っておく。一粒の麦は、地に落ちて死ななければ、一粒のままである。だが、死ねば、多くの実を結ぶ。」 https://www.bible.com/bible/1819/JHN.12.新共同訳

◇ひとくち解説
しるしと御言葉によって神の栄光を現わされるイエスの活動は、12章で終わります。13章からはいよいよ「わたしはまさにこの時のために来た」(27節)と言われる<受難と復活>へと入っていきます。
12章の最後にギリシャ人(異邦人)がイエスのもとに来たことは、興味深いことです。キリストが一粒の麦として十字架で死ぬことが、一国一民族だけでなく、全人類に永遠の命をもたらすということを象徴するできごととなりました。 「わたしは地上から上げられるとき、すべての人を自分のもとへ引き寄せよう。」(32節)…その「すべての人」の中に、<あなた>も例外なく含まれるのです。
イエスは読者に呼びかけるように「叫んで」(44節)言われます。「わたしを信じる者が、だれも暗闇の中にとどまることのないように、わたしは光として世に来た。」(46節) この叫びを聞いたすべての人が、キリストをいのちの光として信じることができますように。

◇クイズ
イエスに会いに来たギリシャ人たちは、まず誰のもとに取次ぎを願いましたか?1.アンデレ 2.フィリポ 3.トマス

日々の御言葉 11月19日

日々のみ言葉 11月19日
○今日のタイトル 復活であり命
○通読箇所 ヨハネ11章

◇今日の聖句
イエスは言われた。「わたしは復活であり、命である。わたしを信じる者は、死んでも生きる。生きていてわたしを信じる者はだれも、決して死ぬことはない。このことを信じるか。」 https://www.bible.com/bible/1819/JHN.11.新共同訳

◇ひとくち解説
「ラザロの死からの復活」は、ヨハネ福音書に収録された7つのしるしの最後です。このしるしは、この書の冒頭のロゴス賛歌をもっとも顕著に示しています。…「この方にはいのちがあった。このいのちは人の光であった。光は闇の中に輝いている。闇はこれに打ち勝たなかった。」(1:4-5新改訳2017)
人々は涙をもって死の暗闇の現実をイエスに見せます。「主よ、来て、御覧ください」(11:34)と。それに対してイエスは、ご自分の現実を人々にお見せになります。「もし信じるなら、神の栄光が見られる」(40節)と。イエスは、ご自分を「世に来られるはずの神の子、メシアである」と信じる者たちに、いのちの光をもたらしてくださるお方です。
このしるしは、ラザロ一人の復活で終わりません。それは、イエスご自身の復活を暗示するものであり、また、キリストに連なるすべての者の復活をも予感させるのです。今日も、イエスは問うておられます。「このことを信じるか。」(26節)

◇クイズ
イエスがラザロの死の知らせを聞いたのはどこ?1.ヨルダン川の向こう側 2.ベタニア 3.エルサレム

日々の御言葉 11月18日

日々のみ言葉 11月18日
○今日のタイトル 良い羊飼い
○通読箇所 ヨハネ10章

◇今日の聖句
わたしは良い羊飼いである。良い羊飼いは羊のために命を捨てる。… わたしと父とは一つである。
https://www.bible.com/bible/1819/JHN.10.新共同訳

◇ひとくち解説
ヨハネ10章はイエスを「信じる」者とそうでない者とを決定的に分ける章です。
詩編23編では「主はわたしの羊飼い」と詠われています。ここではイエスが「わたしは良い羊飼いである」と言われます。この二つの御言葉は一つの結論を導きだします…「わたしは主である」「わたしと父とは一つである」という宣言です。
御父が大切にしておられる人々を、御子もまた自分の命よりも愛されます。そして、決してその御手から離されず、永遠の命を与えられるのです。このことにおいて御父と御子は一体なのです。
これは、「神は人ではありえず、人は神ではありえない」と信じるユダヤ教の教えでは理解できないことでした。それゆえ、死に値する最大の冒涜とみなされたのです。
10章は、バプテスマのヨハネがイエスについて話したことは、すべて本当だったという人々の言葉で閉じられます。その証とは「この方こそ神の子である」(1:34)ということでした。 今日、よい羊飼いである主イエスに聞き従うことができますように。

◇クイズ
10章の出来事が起こった季節は?
1.春 2.冬 3.秋

日々の御言葉 11月17日

日々のみ言葉 11月17日
○今日のタイトル 義の太陽が昇る
○通読箇所 マラキ3章

◇今日の聖句
あなたたちが待望している主は、突如、その聖所に来られる。あなたたちが喜びとしている契約の使者、見よ、彼が来る、と万軍の主は言われる。…わが名を畏れ敬うあなたたちには、義の太陽が昇る。その翼にはいやす力がある。 https://www.bible.com/bible/1819/MAL.3.新共同訳

◇ひとくち解説
旧約最後の書は、メシア到来の預言をもって閉じられます。
そのお方は「主」として神殿に来られます。予期せぬ時に、予期せぬ姿で。マラキは、そのお方のご性質を克明に記し、「立ち帰れ、わたしに」(3:7)と主の招きを告げます。
メシアは金を精錬する者のように清め、民を「献げ物を正しくささげる」者とされます。(正しく神を礼拝するという意味です)
メシアは、主に立ち帰った忠実な者たちに、「天の窓を開き、祝福を限りなく注」(3:10)がれます。
メシアは、「み名を畏れ敬う人々」をご自分の子のように憐れまれ、義の太陽として新しい時代を開かれます。
預言者たちが指し示した希望のメシアを私たちもしっかりと見つめましょう。義の太陽が昇るその日まで。

◇クイズ
22節にはモーセ、23節にはエリヤの名が記されています。イエスの姿が輝き、モーセとエリヤが現れたのは、どこにおいてでしたか? 1.湖畔 2.神殿 3.高い山

日々の御言葉 11月16日

日々のみ言葉 11月16日
○今日のタイトル レビと結んだわが契約
○通読箇所 マラキ2章

◇今日の聖句
レビと結んだわが契約は命と平和のためであり、わたしはそれらを彼に与えた。それは畏れをもたらす契約であり、彼はわたしを畏れ、わが名のゆえにおののいた。 https://www.bible.com/bible/1819/MAL.1.新共同訳

◇ひとくち解説
マラキ書は12の小預言書をすべくくる書であり、また、旧約と新約の橋渡しの書でもあります。
ハガイやゼカリヤたちの活躍により、再建された神殿でしたが、主が最も求められたのは、そこでささげられる民の心でした。「わたしはあなたたちを愛してきた」(1:2)と言われる主の無条件の愛に応え、諸国の間で御名が崇めれられることでした。
そのために主は、祭司が清められることを願われます。いのちと平和とをもたらす「レビと結んだわが契約」(2:4)を回復を望まれます。「レビ」という言葉は「結びつく」という意味ですが、神と一致し、主と共に歩むことが祭司の使命なのです。
神殿は建てられましたが、人間の祭司制度の限界を1〜2章に見ます。そこで、ついに3章で、神は一人の「使者」(メシア)を送ることを約束されるのです。

◇クイズ
今日はお休み