日々の御言葉 7月10日

日々のみ言葉 7月10日
○今日のタイトル 深い淵の底から
○通読箇所 詩編129-130編

◇今日の聖句
深い淵の底から、主よ、あなたを呼びます。…わたしは主に望みをおき、わたしの魂は望みをおき、御言葉を待ち望みます。わたしの魂は主を待ち望みます、見張りが朝を待つにもまして、見張りが朝を待つにもまして。https://www.bible.com/bible/1819/PSA.129.新共同訳

◇ひとくち解説
深い淵の底に沈んでいくような、絶望を味わうことがあります。暗黒の中で、詩人は主に呼ばわります。エレミヤが井戸の底で、ダニエルがライオンの穴の中で、ヨナが魚の腹の中で主に祈ったように。
主に望みを置くということは、「御言葉を待ち望」むということです。闇と混沌の中で、神は「光あれ」と、御言葉をもって光を造られました。静まって、主の言葉に耳を傾けることが「待つ」人の態度です。
聖書の時代には、町を照らす灯りはほとんどなく、夜は漆黒の闇でした。照明であふれている今とは比べられないほど、人々は夜に対して恐怖と不安を抱きました。見張りは息を潜め、今か今かと、朝を待ち望んだのです。
慈しみと贖いに満ちたイエスは言われます。「わたしは、…輝く明けの明星である」(黙示録22:16)と。必ず救いの朝がくると信じ、主イエスを、待ち望みましょう!

◇クイズ
次の出エジプトの出来事のうち「朝の見張りのころ」起こったのは?(出エジプト14章)
1.紅海の横断 2.アマレクとの戦い 3.青銅の蛇による治癒

日々の御言葉 7月9日

日々のみ言葉 7月9日
○今日のタイトル 家を建てる人
○通読箇所 詩編127-128編

◇今日の聖句
主御自身が建ててくださるのでなければ、家を建てる人の労苦はむなしい。主御自身が守ってくださるのでなければ、町を守る人が目覚めているのもむなしい。 https://www.bible.com/bible/1819/PSA.127.新共同訳

◇ひとくち解説
ヘブライ語の「家בַּיִת」という言葉は、住むための「建物house」も、そこに住む「家族home」も表す語です。「ソロモンの詩」という表題を見れば、神殿の建物という意味にも取れますし、後半を見れば「家族」という意味にもとれます。いずれにせよ、主が建て、守ってくださるのでなければ、むなしいと歌っています。
実際に建物を作ったり、家族をもつことは、人間の行為の結果であって、神様がわたしたちの意志と無関係に、お作りになるわけではありません。
大切なのは、わたしたちが主の御心に一致して行う業は、主ご自身が行われることに等しいということです。パウロもこう言っています。「わたしたちは神の協力者…なのです。私は、神からいただいた恵みによって、賢い建築家のように、土台を据えました。」(1コリント3:9-10協会共同訳)このように、わたしたちが主と共に「建て」「守り」働くなら、わたしたちの行為は永遠の価値を帯びるようになるのです。

◇クイズ
127:4では、子どもたちは何にたとえられていますか?
1.パン 2.オリーブの実 3.矢

日々の御言葉 7月8日

日々のみ言葉 7月8日
○今日のタイトル 涙と共に
○通読箇所 詩編125-126編

◇今日の聖句
涙と共に種を蒔く人は、喜びの歌と共に刈り入れる。種の袋を背負い、泣きながら出て行った人は、束ねた穂を背負い、喜びの歌をうたいながら帰ってくる。 https://www.bible.com/bible/1819/PSA.125.新共同訳

◇ひとくち解説
70年に及ぶバビロンでの捕囚から解放され、故郷に帰還し始めた民が、復活を喜ぶ歌です。
「涙と共に種を蒔く人」(5節)…種を蒔く時は、実りを期待して心を弾ませるのではないのでしょうか?なぜ泣きながら種をまくのでしょうか?それは、そこがフカフカの畑などではなく、種まきは無駄な骨折りだと思えるほどの不毛の荒野だからです。昔の栄光を期待していた帰還民はすぐさま、困難で危険に満ちた現実に直面し、挫折を味わって泣くのです。しかし、彼らはなお、涙のはるか向こうに喜びの刈り入れを見ます。主が成し遂げられる「大きな業」(2節)に期待するからです。
この歌は決して、<努力すれば報われるから頑張れ>というような、因果応報をうたったものではありません。このことを始められたのは神様なのだから、たとえ今、どんな現実を目の前にしていても、必ず主が復活させてくださるという、信仰と希望の歌なのです。

◇クイズ
125編では、「主に依り頼む人」を何に例えていますか?
1.川のほとりの柳 2.シオンの山 3.乾いた地を潤す雨

日々の御言葉 7月7日

日々のみ言葉 7月7日
○今日のタイトル 手に目を注ぐように
○通読箇所 詩編123-124編

◇今日の聖句
目を上げて、わたしはあなたを仰ぎます、天にいます方よ。御覧ください、僕が主人の手に目を注ぎ、はしためが女主人の手に目を注ぐように、わたしたちは、神に、わたしたちの主に目を注ぎ、憐れみを待ちます。わたしたちを憐れんでください。 https://www.bible.com/bible/1819/PSA.123.新共同訳

◇ひとくち解説
「わたしはあなたを仰ぎます」…目を上げて、主を仰ぎ見るということは、神様の前に自分の小ささを自覚することです。だからこそ2節では、神様と自分(たち)の関係を、<主人>と<僕>の関係に例えているのです。
この僕は主人を恐れません。信頼をもって守りと憐れみを期待し、近づいて、その手にじっと目を注ぎます。わたしたちも希望をもって、主がなそうとしておられるご計画に、謙虚に目を注ぎたいものです。(自分の計画に主を従わせるのではなく。)
天使の訪れを受けたマリアも、主の御手に目を注ぎつつ、こう答えました。「わたしは主のはしためです。お言葉どおり、この身に成りますように。」(ルカ1:37)今は、理解できないけれども、主の限りない憐れみを信じて受け取ったのです。わたしたちもそうありたいものです。

◇クイズ
124編では、危険から救われた自分たちを、網から逃れた何に例えていますか?
1.鳥 2.魚 3.山犬

日々の御言葉 7月6日

日々のみ言葉 7月6日
○今日のタイトル あなたを見守る方
○通読箇所 詩編121-122編

◇今日の聖句
目を上げて、わたしは山々を仰ぐ。わたしの助けはどこから来るのか。わたしの助けは来る、天地を造られた主のもとから。
https://www.bible.com/bible/1819/PSA.121.新共同訳

◇ひとくち解説
詩編121編の題は、前後の歌と同じように「都に上る歌」と訳されていますが、厳密には、この歌だけ「都に上るための歌」となっています。エルサレム神殿に向かう巡礼者のための歌だと考えられます。
礼拝に向かうためには、危険な山をいくつも超えていかなければなりませんでした。詩人の眼差しはその山々に注がれます。天と地が交わる稜線を見つつ、天地の創造主である主に、助けを期待するのです。(危機の中で教会が最初に捧げた祈りも、「天と地と海と、そして、そこにあるすべてのものを造られた方」への期待から始まります。使徒4:24)
3節から、詩人は自分自身に「あなた」と言い聞かせます。<見守るשָׁמַר>という語がわずか6節のうちに6回繰り返されます。昼も夜も、肉体も霊魂も、行きも帰りも、見守ってくださる主の慈しみ対する確信があふれています。
<天地>(2節)から始まった歌は、<今もとこしえも>(8節)で結ばれ、時間と空間のすべてを満たしている主の憐れみの大きさを感じます。

◇クイズ
122編4節で、イスラエルの定めとされているのは、何をささげることですか?
1.いけにえ 2.感謝 3.懇願

日々の御言葉 7月3日

日々のみ言葉 7月3日
○今日のタイトル 慈しみはとこしえに
○通読箇所 詩編117-118編

◇今日の聖句
恵み深い主に感謝せよ。慈しみはとこしえに。イスラエルは言え。慈しみはとこしえに。アロンの家は言え。慈しみはとこしえに。主を畏れる人は言え。慈しみはとこしえに。 https://www.bible.com/bible/1819/PSA.117.新共同訳

◇ひとくち解説
118編で繰り返される「慈しみはとこしえに」(1,2,3,4,29節)は、神殿の礼拝で最も特徴的な賛美の歌です。ダビデがエルサレムに契約の箱を安置したとき、レビ人に歌わせたのが最初でした。(歴代上16:34)それ以来、ソロモン王の神殿奉献礼拝(歴代下5:13)でも、第二神殿の礎が据えられたときにも(エズラ3:11)捧げられ、詩編(特に118編や136編)でも繰り返されています。
この歌がこれほど大切にされたのは、神の御本質を率直に表しているからだと思います。「慈しみ」と訳された「ヘセドחֶסֶד」という語は、「アハバーאַהֲבָה」と共に「愛」を表す語です(エレミヤ31:3では両語が関連をもって使われています)。特に「ヘセド」は<契約によって裏打ちされた揺るぎない愛>を意味します。この賛歌の中には「神は愛なり」(1ヨハネ4:16)がこだましているのです。
主の愛がとこしえである以上、誰も私たちの賛美を止めることはできません。今日も心から主を賛美しましょう。「慈しみはとこしえに」と。

◇クイズ
歴代誌上16章で、初めて「慈しみはとこしえに」と歌われたとき、シンバルを鳴らしてレビ人の歌を導いたのは?
1.ダビデ 2.アサフ 3.ベナヤ

日々の御言葉 7月2日

日々のみ言葉 7月2日
○今日のタイトル 主の御名を呼び
○通読箇所 詩編115-116編

◇今日の聖句
わたしは主を愛する。主は嘆き祈る声を聞きわたしに耳を傾けてくださる。生涯、わたしは主を呼ぼう。死の綱がわたしにからみつき、陰府の脅威にさらされ、苦しみと嘆きを前にして、主の御名をわたしは呼ぶ。https://www.bible.com/bible/1819/PSA.115.新共同訳

◇ひとくち解説
詩編116篇は個人的な主への感謝の歌です。
1節の「わたしは…愛する」と10節の「わたしは信じる」という語が、2本の太い柱のように歌全体を支えています。(両語とも<一人称・単数・完了形>です。)
その「愛」と「信仰」は、主が聞いてくださり(1−2節)、憐れんでくださり(5−6節)、助け出して下さる(8節)という経験によって裏打ちされたものです。 詩人はその御業を「主の民すべての見守る前で」公に証言し、感謝を捧げるのです。
ところで、「愛」と「信仰」という二本の柱は、一つの土台の上に立っています。それは、「主の御名をわたしは呼ぶ」(4,13,17節)という行為です。わたしたちも「御名を呼ぶ」ということを生活の基礎にしたいものです。「生涯、わたしは主を呼ぼう。」(2節)と。

◇クイズ
今日はお休み

日々の御言葉 7月1日

日々のみ言葉 7月1日
○今日のタイトル 主を賛美せよ
○通読箇所 詩編113-114編

◇今日の聖句
ハレルヤ。主の僕らよ、主を賛美せよ、主の御名を賛美せよ。今よりとこしえに、主の御名がたたえられるように。日の昇るところから日の沈むところまで、主の御名が賛美されるように。 https://www.bible.com/bible/1819/PSA.113.新共同訳

◇ひとくち解説
詩編113-118篇は「ハレル詩編」と呼ばれる主への賛歌です。
113編は1節でいきなり「ハレル」(賛美せよ)と三度繰り返され、これから始まる賛歌の前奏を思わせます。
序奏が終わったかと思うと、目もくらむような神の栄光の中に引き込まれます。「今よりとこしえに」(時間の制限を超えて)、「日の昇るところから日の沈むところまで」(距離の制限を超えて)、「天を超えて」「低く下って」(天地の制限を超えて)……神がその愛の広さ、長さ、高さ、深さ、…満ちあふれる豊かさのすべてにあずからせようとしておられるのを知ったなら、どうして賛美せずにいられるでしょうか!
「乏しい者を芥の中から高く上げ」てくださる神の恵みは、身ごもったマリアが歌った賛歌にもこだましています。(ルカ1:48,51-52)自分の弱さ乏しさを知れば知るほど、「わたしの魂は主をあがめ、わたしの霊は救い主である神を喜びたたえます。」(ルカ1:47)

◇クイズ
黙示録19章の「ハレルヤ」賛歌の響きは、水のとどろきと、何にたとえられていますか?
1.鋭いラッパの音 2.激しい雷 3.鳴り響く竪琴

日々の御言葉 6月30日

日々のみ言葉 6月30日
○今日のタイトル 救いの創始者
○通読箇所 ヘブライ2章

◇今日の聖句
イエスは、神の御前において憐れみ深い、忠実な大祭司となって、民の罪を償うために、すべての点で兄弟たちと同じようにならねばならなかったのです。 事実、御自身、試練を受けて苦しまれたからこそ、試練を受けている人たちを助けることがおできになるのです。 https://www.bible.com/bible/1819/HEB.2.新共同訳

◇ひとくち解説
1章で御子の<神性>の高みを示した著者は、2章で、御子がどのようにわたしたちの「救いの創始者」(10節)となられたのか…<メシア性>を記します。
至高の天におられたキリストは、天使たちを遣わすのではなく、自ら「天使たちよりも、…低い者とされ」(7節)人間の姿をおとりになりました。「試練を受けて苦しまれ」(18節)わたしたちの罪を償うために「すべての人のために(十字架で)死んでくださったのです。」(9節)そして「死の苦しみのゆえに、『栄光と栄誉の冠を授け』」(9節)られました。 この<降下と上昇>によって、死と罪の奴隷の状態であった者たちを解放し(15節)、栄光へと導き、完全な者とされた(10節)のです。
この恵みの福音を忘れ、周囲や自分の現状に心を奪われるなら、「押し流されてしまいます。」(1節)かえって、試練の中にあればこそ、救いの創始者であるキリストから目を離さないでいたいものです。

◇クイズ
10節の「創始者」という語は、使徒3:15では、何と訳されていますか?(新共同訳)1.導き手 2.証人 3.完成者

日々の御言葉 6月29日

日々のみ言葉 6月29日
○今日のタイトル 神の栄光の反映
○通読箇所 ヘブライ1章

◇今日の聖句
神は、この御子を万物の相続者と定め、また、御子によって世界を創造されました。御子は、神の栄光の反映であり、神の本質の完全な現れであって、万物を御自分の力ある言葉によって支えておられますが、人々の罪を清められた後、天の高い所におられる大いなる方の右の座にお着きになりました。 https://www.bible.com/bible/1819/HEB.1.新共同訳

◇ひとくち解説
今日からヘブライ人への手紙を読みます。鍵になる句は「イエスから、目を離さないでいなさい」(12:2新改訳)です。この書は御子イエスの御本質に始まり、続いてその祭司職、贖いについて記し、わたしたちの心の目をキリストへと集中させ、このお方を信じるひとすじの道へと導きます。
著者はまず、キリストの存在の源泉を示します。「御子は、神の栄光の反映であり、神の本質の完全な現れ」(3節)…ここで<反映>と訳されている言葉には、押された印形という意味があります(聖書ではここだけに使われています)。まるで、印と印鑑とが一つであるように、御子キリストは神の本質の完全な写しです。ですから、神を見たいと願うなら、キリストを見ることで足りるのです。このお方は、永遠の存在者であり、世界を創造し(2節)、万物を支えておられます(3節)。そして何よりも神は御子によってわたしたちに「語られる」(2節)のです。今日、キリストが語られる声に耳を傾けましょう。

◇クイズ
14節では天使のことを何と呼んでいますか?1.告げる霊 2.奉仕する霊 3.導く霊