日々のみ言葉 3月14日
○今日のタイトル 大いなる名
○通読箇所 エレミヤ43-44章
◇今日の聖句
見よ、わたしはわたしの大いなる名によって誓う──主は言われる──。エジプトの全土において、「神である主は生きておられる」と、わたしの名がユダの人々の口に上ることはもうなくなる。
◇ひとくち解説
エレミヤが10日間待ち望んでようやく与えられた、主の憐れみのみことば(42:10-12)は高ぶった人々によって踏みにじられ、捕囚をまぬがれた民はエジプトへと向かいます。「あなたが主の名によって私たちに語ったことばに、私たちは従うわけにはいかない。」(44:16)と。
エジプトへの道は、出エジプトの救いに逆行する道でした。かつて主はモーセに「わたしは『わたしはある』という者である。」(出エジプト3:14)と、御名をあらわされました。今、エジプトへと下って行く者に主は言われます。「わたしの名がユダの人々の口に上ることはもうなくなる。」(44:26)主の臨在のしるしである御名が隠され、忘れ去られるのです。主の御名を呼び求めることができず、主の臨在が失われることほど厳粛な裁きはありません。
しかし預言者たちは、やがてユダの民のみならず、諸国の民が御名を呼び求める時が訪れることを予告しています。「わたしは諸国の民の唇を変えて清くする。彼らはみな主の御名を呼び求め、一つになって主に仕える。」(ゼパニヤ3:9)「その日、あなたがたは言う。『主に感謝せよ。その御名を呼び求めよ。』」(イザヤ12:4)「主の御名を呼び求める者はみな救われる。」(ヨエル2:32)
◇クイズ
43:10で主が「わたしのしもべ」と呼んでおられるのは誰? 1.エレミヤ 2.ダビデ 3.ネブカドネツァル