日々の御言葉 3月9日

日々のみ言葉 3月9日
○今日のタイトル 義の若枝
○通読箇所 エレミヤ33章

◇今日の聖句
その日、その時、わたしはダビデのために義の若枝を芽生えさせる。彼はこの地に公正と義を行う。

◇ひとくち解説
33章をもってイスラエル回復の預言は結ばれます。最後はダビデのために芽生えさせられる<義の若枝>について予告されます。それは、ダビデの子孫から誕生する永遠の王、メシアのことです。「彼はこの地に公正と義を行う」(33:15)。
その日、エルサレムの名は「主は私たちの義」と名付けられます。この呼び名は23:6では、メシア自身の名であるとされていました。メシアの義が、エルサレムの隅々にまで及ぶため、エルサレムもまたメシアの名をもって呼ばれるのです。 17-18節は、このダビデの若枝が、とこしえの王であり、同時に永遠の祭司であることを暗示しています。
22節で「わたしのしもべダビデの子孫と、わたしに仕えるレビ人を増やす」と予告されているのは驚くべきことです。かつて、星や砂のように増えるとアブラハムに約束されたのは彼の子孫全体についてでした(創世記22:17)。やがて、民全体が御霊によって、主に仕えるしもべとなり、祭司となり、メシアの使命の共同相続人となるのです(ローマ8:16-17)。こうして、アブラハムに託された使命…「地のすべての部族は、あなたによって祝福される」(創世記12:3)は実現されるのです。

◇クイズ
34章で、バビロンの地で平安のうちに死ぬことを予告された王は? 1.エホアハズ 2.ゼデキヤ 3.エホヤキン