日々の御言葉 3月3日

日々のみ言葉 3月3日
○今日のタイトル 良いいちじく
○通読箇所 エレミヤ23-24章

◇今日の聖句
わたしは、わたしが主であることを知る心を彼らに与える。彼らはわたしの民となり、わたしは彼らの神となる。彼らが心のすべてをもってわたしに立ち返るからである。

◇ひとくち解説
21:1-23:8には王たちに、23:9-40では偽預言者たちに、24:1-25:38では民に対して、糾弾のことばが告げられます。 彼らの罪はあまりにも深く、「それゆえ、見よ、わたしはあなたがたを全く忘れ、…捨てて、…永遠の侮辱をあなたがたに与える。」(23:39-40)と主は言われます。
それでも主は、24章でそのあわれみのゆえに、バビロンに捕囚となる民を「良いいちじくのように見なそう」と告げられます。そして、再び約束の地に帰し「彼らを幸せにしようと彼らに目をかける」(24:6)と約束されます。
偽預言者たちは、主の名によって偽りを預言し(23:25)、民に主の名を忘れさせようと企み(23:27)ましたが、その企ては、くつがえされます。「わたしは、わたしが主であることを知る心を彼らに与える。」(24:7)…主の御名が民の心に刻まれ、彼らは「心のすべてをもって」主に立ち返るのです。
マルコ11章で、イエスは実のならないいちじくを根元から枯らせました。それは、異邦人によって蹂躙されるエルサレムを暗示するものでした。しかし、その枯れたいちじくを前にしてなお、主は弟子たちを励まされます。「神を信じなさい」(マルコ11:12)と。主の約束がことごとく実現することを待ち望み、祈りたいものです。

◇クイズ
23:29で主のことばは「火」と何に例えられていますか?1.岩 2.風 3.金槌