日々の御言葉 5月31日

日々のみ言葉 5月31日
○今日のタイトル 御子と同じ姿に
○通読箇所 ローマ8章

◇今日の聖句
神を愛する人たち、すなわち、神のご計画にしたがって召された人たちのためには、すべてのことがともに働いて益となることを、私たちは知っています。神は、あらかじめ知っている人たちを、御子のかたちと同じ姿にあらかじめ定められたのです。

◇ひとくち解説
5章で示された「神の栄光にあずかる望み」(5章)、それは、バプテスマというしるしをもって表されます(6章)。キリストの死にあずかることによって、キリストのいのちに生きるようになるのです。
その後に続く、7章と8章では、律法の下で罪の奴隷となり死に至る生き方(7章)と、聖霊に従って歩み栄光へと至るいのちの道(8章)とが、鮮やかなコントラストで描かれています。
私たちに与えられた「御霊の初穂」(8:23)は、わたしたちを神の子どもとし、長子であられる「御子のかたちと同じ姿」(8:29)へと変え、そのことによって全被造物をも栄光の自由にあずからせます。これが初穂に続く<豊かな実り>への約束であり、「神の栄光にあずかる望み」(5:2)の全貌なのです。5章から続く信仰義認による祝福はここで頂点を迎えます。
この希望は何によって保証されるのでしょうか?聖霊によって注がれる神の愛です。「私たちを愛してくださった方によって、私たちは圧倒的な勝利者です」(8:37)何ものも、「私たちの主キリスト・イエスにある神の愛から、私たちを引き離すことはできません。」(8:39)

◇クイズ
35節には地上における7つの危機が書かれてますが、苦難・苦悩・迫害・裸・危険・剣と何?
1.渇き 2.飢え 3.病

日々の御言葉 5月28日

日々のみ言葉 5月28日
○今日のタイトル 恵みによる賜物
○通読箇所 ローマ5章

◇今日の聖句
それは、罪が死によって支配したように、恵みもまた義によって支配して、私たちの主イエス・キリストにより永遠のいのちに導くためなのです。

◇ひとくち解説
3章で信仰によって義と認められることが告げられましたが、5章では、それがどんな祝福をもたらすかが記されています。
それは、「神との平和」(1節)…人類がエデンの園でもっていた神との親しい交わりです。
一人の人アダムが、神に違反したことで罪と死が入り、アダムに連なるすべての人類は罪と死に支配されてしまいました。
キリストはもう一人のアダムとなり、死に至るほどの従順によって「永遠のいのち」(21節)への道を開いてくださいました。こうして、キリストに連なるすべての者に神との和解が与えられるのです。その恵みによりこう言うことができます。「私たちは神を喜んでいます」(11節)と。
ここに私たちの希望の根拠があります。私たちは「神の栄光にあずかる(神の似姿を回復する)望みを喜んでいます。…この希望は失望に終わることがありません。なぜなら、私たちに与えられた聖霊によって、神の愛が私たちの心に注がれているからです。」(2,5節)

◇クイズ
1コリント15:45「最後のアダムは〇〇となりました」〇〇に入るのは?
1.生きるもの 2.恵みによる賜物 3.いのちを与える御霊

日々の御言葉 5月27日

日々のみ言葉 5月27日
○今日のタイトル アブラハムの信仰
○通読箇所 ローマ4章

◇今日の聖句
すべては信仰によるのです。それは、事が恵みによるようになるためです。こうして、約束がすべての子孫に、すなわち、律法を持つ人々だけでなく、アブラハムの信仰に倣う人々にも保証されるのです。アブラハムは、私たちすべての者の父です。

◇ひとくち解説
1-2章でユダヤ人と異邦人、すべての人の罪を告発したパウロは、3章で福音―イエス・キリストを信じることにって義とされる恵み―を宣言しました。ここ4章では、その恵みが、ユダヤ人と異邦人、すべての人に及ぶことを示して、手紙の最初の部分の結論とします。
その根拠として挙げられているのがアブラハムです。アブラハムは割礼を受ける前に、主に信頼し約束を確信しました。「アブラハムには、その信仰が義と認められた」(4:9)のです。
罪びとであった私たちが、恵みにより、信仰によってキリストと結びつくとき、神は私たちの内におられるキリストのゆえに、私たちの「義」を宣言してくださいます。そして「律法を持つ人々(ユダヤ人)だけでなく、アブラハムの信仰に倣う人々(異邦人)にも」(4:16)全世界の祝福の源となるという約束を受け継がせてくださるのです。
何というおおらかな恵みでしょうか。「神には約束したことを実行する力がある、と確信し」(21)つつ、恵みの中を歩み続けたいものです。「幸いなことよその背きを赦され罪をおおわれた人は。…【主】に信頼する者は恵みがその人を囲んでいる。」(詩編32:1,10)

◇クイズ
アブラハムが割礼を受けたのはいつですか?1.約束の地への旅の前 2.99歳の時 3.イサク誕生の後

日々の御言葉 5月26日

日々のみ言葉 5月26日
○今日のタイトル 信仰によって
○通読箇所 ローマ3章

◇今日の聖句
すべての人は罪を犯して、神の栄光を受けることができず、神の恵みにより、キリスト・イエスによる贖いを通して、価なしに義と認められるからです。

◇ひとくち解説
1-2章の結論としてパウロは「義人はいない。一人もいない」(3:10)と宣告します。この深い暗闇を破るように「しかし今や」という語が、人類に一条の光をもたらします。
「神の恵みにより、キリスト・イエスによる贖いを通して、価なしに義と認められる」この一句は、この手紙の最初のクライマックスであると同時に、聖書全体が示す希望の光でもあります。 キリストは十字架の上で、私たちの罪が支払うべき報酬を完済してくださいました。その贖いのゆえに、私たちは価なしに義と認められるのです。
25節で「宥めのささげ物」と訳されている語ἱλαστήριονは「贖いの座」( כַּפֹּרֶת宥めの蓋)を指す語でもあります。神がその上に臨在を現される契約の箱の蓋のことです(レビ記16章)。その蓋に、ささげ物の血が降りかけられ、すべての罪が取り除かれました。キリストは真の贖いの座となり、自らの血によって全人類の罪を清め、神との出会いの場となってくださいました。
今日も、恵みとまことに満ちておられる御子キリストを、信仰をもって見上げましょう。「光は闇の中に輝いている。闇はこれに打ち勝たなかった。」(ヨハネ1:5)

◇クイズ
今日はお休み

日々の御言葉 5月25日

日々のみ言葉 5月25日
○今日のタイトル 御霊による心の割礼
○通読箇所 ローマ2章

◇今日の聖句
文字ではなく、御霊による心の割礼こそ割礼だからです。その人への称賛は人からではなく、神から来ます。

◇ひとくち解説
まず異邦人の罪について記したパウロは、2:17以降ではユダヤ人の罪について告発し「義人はいない。一人もいない」(3:10)という結論へと導きます。
イスラエルは「闇の中にいる者の光」(2:19)になる使命を担い、神の御名を帯びていました。律法を示す責任を負いながら、それに違反したことで彼らもまた罪を負ったのです。
かつてイエスもニコデモに「あなたはイスラエルの教師なのに、そのことが分からないのですか」(ヨハネ3:10)と嘆きつつ、「人は、水と御霊によって生まれなければ、神の国に入ることはできません」(同3:5)と諭され、「人の子にあって永遠のいのちを持つ」(同3:15)よう導かれました。そのことをパウロはここで「御霊による心の割礼」と表現しています。
割礼は、体に刻まれた傷によって主の民であることのしるしとなりました。それに対して福音は私たちの心に「聖霊によって証印を」(エフェソ1:13)与え、そのしるしによって私たちを「イエス・キリストのもの」(ローマ1:6)とするのです。

◇クイズ
パウロはどこで、ローマの信徒アキラとプリスキラに出会いましたか?(使徒言行録18:2)
1.ローマ 2.コリント 3.ピリピ

日々の御言葉 5月24日

日々のみ言葉 5月24日
○今日のタイトル 福音を恥としない
○通読箇所 ローマ1章

◇今日の聖句
わたしは福音を恥としない。福音は、ユダヤ人をはじめ、ギリシア人にも、信じる者すべてに救いをもたらす神の力だからです。

◇ひとくち解説
今日からローマ人への手紙を読みます。パウロが、まだ出会っていないローマ在住の信徒に宛てた手紙です。<福音>が、異邦人とイスラエルの両方にとって、いかに力あるものなのかを説いています。
冒頭でパウロは福音とは何かを提示します。福音とは御子による<良い知らせεὐαγγέλιον>です。このお方は、肉によればダビデの子孫(メシア)であり、聖霊によれば神の子(主)です。この主イエス・キリストを信じる信仰によって「恵みと平安」「御霊の賜物」「相互の励まし」「救いをもたらす神の力」が、すべての人に与えられるのです。これがパウロがこれから示そうとする「御子の福音」(9節)です。
18節から、パウロはまず、異邦人の罪を糾弾します。見えない神の栄光は、自然界を通して知ることができるにも関わらず、全人類はその造り主に対して背を向けてきました。その結果、すべての者は「汚れ」(24節)「恥ずべき情欲」(26節)「無価値な思い」に引き渡されており「死に値する」と断罪します。
続く2章でパウロはイスラエルの罪を糾弾し、3章でついにその罪から救われる一筋の道を示すのです。

◇クイズ
16:22によるとこの手紙を筆記したのは誰

1.パウロ 2.テモテ 3.テルティオ

日々の御言葉 5月21日

日々のみ言葉 5月21日
○今日のタイトル 元気を出しなさい
○通読箇所 使徒の働き27章

◇今日の聖句
ですから、皆さん、元気を出しなさい。私は神を信じています。私に語られたことは、そのとおりになるのです。

◇ひとくち解説
いよいよパウロのローマへの旅が始まります。その航海は、困難なものとなりました。そもそも人々が「思いどおりになったと考え」(13節)たことが過ちの始まりでした。富への欲と根拠のない楽観論で、無理やり出航したのです。暴風に行く手を阻まれ、「思いどおり」どころか「流されるまま」(15,17節)になってしまいました。 船具を捨てた彼らに、船を操ることはできません。太陽も星も見えずどちらに向かっているのかもわかりません。
希望が失せた闇の中で、灯となったのがパウロの存在でした。「元気を出しなさい。」と励まします。単なる楽観主義ではありません。神の御言葉に対する信仰に基づく希望です。神のご計画への信頼です。
パウロは、ただ励ますだけでなく、今なすべきことを具体的に示します。食事をとるよう勧めたのです。それは冷たい海を泳ぐために必要な準備でした。
わたしたちも今、行き先の見えない船の中にいます。パウロのように「曲がった邪悪な世代のただ中にあって…、いのちのことばをしっかり握り、彼らの間で世の光として輝く」(ピリピ2:15)存在でありたいものです。

◇クイズ
パウロに同伴していたアリスタルコ(2節)が、かつてパウロに替わって群衆に捕らえられ、苦しみを受けた町といえば?(使徒19章) 1.エペソ 2.ピリピ 3.コリント

日々の御言葉 5月20日

日々のみ言葉 5月20日
○今日のタイトル 闇から光に
○通読箇所 使徒の働き26章

◇今日の聖句
わたしは、あなたをこの民と異邦人の中から救い出し、彼らのところに遣わす。それは彼らの目を開いて、闇から光に、サタンの支配から神に立ち返らせ、こうしてわたしを信じる信仰によって、彼らが罪の赦しを得て、聖なるものとされた人々とともに相続にあずかるためである。

◇ひとくち解説
パウロがアグリッパ王と総督フェスクスの前で自らの体験を語ります。22章ではユダヤ人の町エルサレムで、ここでは異邦人の町カイサリアで、復活のイエスとの出会いを証ししたのです。
ここでパウロは、過去の自らの暴虐をかつてなく詳しく説明し、どんなに深い闇の中で、「天からの光」(13節)を受けたのかを印象付けています。
また、アナニアの登場を省略し、主イエスから直接、使命を受けたことを強調します。その使命とは、人々を「闇から光に」立ち返らせることでした。(18節)
「この民にも異邦人にも光を宣べ伝えること」は、キリストの使命でもあります(23節)。
キリストは「だれも闇の中にとどまることのないように」(ヨハネ12:46)光として世に来られました。その光を受け、キリストに連なる者とされた人は、人々を闇から光へと導く使命に生きます。「すべての方が、私のようになってくださる」ように(29節)とのパウロの祈りは、そのまま、この書を読むすべての者に対する願いでもあります。

◇クイズ
このカイサリアで救われた百人隊長と言えば? 1.リシア 2.コルネリウス 3.ユリウス

日々の御言葉 5月19日

日々のみ言葉 5月19日
○今日のタイトル カエサルへの上訴
○通読箇所 使徒の働き25章

◇今日の聖句
「もし私が悪いことをし、死に値する何かをしたのなら、私は死を免れようとは思いません。しかし、この人たちが訴えていることに何の根拠もないとすれば、だれも私を彼らに引き渡すことはできません。私はカエサルに上訴します。」

◇ひとくち解説
24-25章では、一見すると福音は停滞し、何も起こっていないようです。しかし、主は着々と次への道を備えられます。
総督がフェストゥスに変わり、ユダヤ人たちは改めてパウロを訴えます。彼らの歓心を買おうとする総督に対して、パウロはローマ皇帝に上訴する道を選びます。こうしてパウロは念願のローマに、護衛付きで、国費で向かうことになるのです。主は想像をはるかに超える形で、道を開かれたのです。
十字架の裁きを受けられたイエスのときと全く同じように、パウロも最高法院・総督・王の前に立ちます。イエスは裁きの席で、ご自分を主と宣言されました。パウロは、フェリクスがわが君(「主」を表すのと同じ語κύριος)と呼ぶ皇帝の前で、イエスが主であることを証しするのです。このようにパウロは人類の救いのために十字架を負われるキリストに従う道を進んでいきます。この道こそ、永遠のいのちを与える王道なのです。「私たちは、いつもイエスの死を身に帯びています。それはまた、イエスのいのちが私たちの身に現れるためです。」コリ 4:10

◇クイズ
フェストゥスと共にパウロの弁明を聞くことになる王は?1.ヘロデ大王 2.アグリッパ1世 3.アグリッパ2世

日々の御言葉 5月18日

日々のみ言葉 5月18日
○今日のタイトル 最善を尽くしています
○通読箇所 使徒の働き24章

◇今日の聖句
私はいつも、神の前にも人の前にも責められることのない良心を保つように、最善を尽くしています。

◇ひとくち解説
パウロはカイザリアに駐在するローマ総督フェリクスのもとに護送されます。イエスの裁判に立ち会ったピラトと同様、フェリクスも、自己保身のために優柔不断な態度を示し、判決を延期しました。その結果、パウロは2年にわたってカイザリアに監禁されることになりました。アジア州とヨーロッパ州を縦横無尽に巡り歩き、神の言葉を伝えてきたパウロにとって、制限のある生活はもどかしいものであったでしょう。
旧約のヨセフもエジプトで、献酌官長から忘れられてから2年間、監獄で過ごさなければなりませんでした。しかし、ついに時が来てファラオの前に立ったのです。二年間の試練に磨かれたその姿は「神の霊が宿っているこのような人」(創世記41:38)との印象を与えました。
パウロにとっても、この二年は決して無駄ではなく、ローマ皇帝の前に立つ前の大切な準備の時間になったと思われます。神との一致に集中し、「いつも、神の前にも人の前にも責められることのない良心を保つように、最善を尽くし」ていたことでしょう。神のご計画には、無駄な時間はありません。
神のなさることは、すべて時にかなって美しい。」(伝道3:11)

◇クイズ
パウロの反対者たちが立てた弁護士の名は?1.リシア 2.ドルシラ 3.テルティロ