日々の御言葉 4月30日

日々のみ言葉 4月30日
○今日のタイトル 神殿での証言
○通読箇所 使徒の働き22章

◇今日の聖句
『私たちの父祖の神は、あなたをお選びになりました。あなたがみこころを知り、義なる方を見、その方の口から御声を聞くようになるためです。あなたはその方のために、すべての人に対して、見聞きしたことを証しする証人となるのです。』

◇ひとくち解説
連行されていくパウロは、エルサレムの民に語りかけます。彼は「同胞のためなら…のろわれた者となってもよいとさえ思って」(ローマ9:3)いました。エルサレムの人々も自分と同じように神の恵みの福音に入ることを願いつつ、パウロは大胆に主が自分にしてくださったことを話します。
復活のキリストと出会った後、パウロはアナニアを通して、主の選びの理由を知ります。それは ①みこころを知り、②義なる方(主キリスト)を見、 ③御声を聞き…その上で、キリストの証人となることでした。そして、主が自分に進むべき道を示されたのは、他ならぬここエルサレム神殿であったと、パウロは語ります。
エルサレムの人々は、イエスが主として、神殿でパウロに語りかけられたことを知り衝撃を受けました。それは、到底受け入れがたいことでした。
しかしやがて異邦人の満ちる時が来たなら、イスラエルの民もまた、みこころを知り、キリストを見、その御声を聞き、「こうして、イスラエルはみな救われるのです。」(ローマ11:26)その日まで、パウロの祈りは教会に響き続けます。「私の心の願い、彼らのために神にささげる祈りは、彼らの救いです。」(同10:1)

◇クイズ
天からのまばゆい光がパウロを照らしたのは、いつごろでしたか?
1.夜明け 2.真昼 3.夕暮れ

日々の御言葉 4月29日

日々のみ言葉 4月29日
○今日のタイトル エルサレムへの道
○通読箇所 使徒の働き21章

◇今日の聖句
すると、パウロは答えた。「あなたがたは、泣いたり私の心をくじいたりして、いったい何をしているのですか。私は主イエスの名のためなら、エルサレムで縛られるだけでなく、死ぬことも覚悟しています。」

◇ひとくち解説
エルサレムに向かうパウロが、受難へと向かわれるキリストと重ね合わせて描かれています。
・預言者アガボのパウロについての予告「異邦人の手に渡す」は、イエスのご自分の受難についての予告「人の子は異邦人に引き渡され」(ルカ18:32)と重なります。
・「主のみこころがなりますように」(21:14)という教会の言葉は、ゲッセマネでのイエスの祈りと同じです。(ルカ22:42)
・「死ぬことも覚悟しています。」(21:13)は、キリストのエルサレムへ向かう覚悟「イエスは御顔をエルサレムに向け、毅然として進んで行かれた」(ルカ9:51)を思い起こさせます。
実際はパウロはエルサレムで死ぬことはありませんが、彼はイエスの十字架と神秘的に連帯していたのです。「私たちは、いつもイエスの死を身に帯びています。それはまた、イエスのいのちが私たちの身に現れるためです。」(2コリ4:10)
それは、パウロだけではなくキリストに従うすべての人々が歩む、いのちの道なのです。「イエスは皆に言われた。『だれでもわたしについて来たいと思うなら、自分を捨て、日々自分の十字架を負って、わたしに従って来なさい。』」(ルカ9:23)

◇クイズ
今日はお休み

日々の御言葉 4月28日

日々のみ言葉 4月28日
○今日のタイトル 惜別の言葉
○通読箇所 使徒の働き19章

◇今日の聖句
私が自分の走るべき道のりを走り尽くし、主イエスから受けた、神の恵みの福音を証しする任務を全うできるなら、自分のいのちは少しも惜しいとは思いません。

◇ひとくち解説
第三回宣教旅行の最後に、パウロはエペソ教会の長老たちに別れの言葉を語ります。
パウロは3年間を振り返って言いました。「私は、…試練の中で、謙遜の限りを尽くし、涙とともに主に仕えてきました。」(19節)と。
パウロの謙遜は、第一に「主に仕える」ことでした。それは、「主イエスに対する信仰」と「神の恵みの福音」を証しする任務のために、聖霊にすべてを明け渡す生き方です。
その謙遜は同時に、「聖なるものとされたすべての人々」に仕えることを意味します。なぜならこの群れは、「神がご自分の血をもって買い取られた神の教会」だからです。  パウロにとって主に仕えることは、すなわち人々に仕えることでした。

この惜別の辞は、宣教旅行の結びでもあり、エルサレムさらにはローマに向かう旅の始まりでもありました。私たちも、主イエスに仕え、自分の走るべき道のりを走り尽くしたいものです。

◇クイズ
エペソ教会の長老たちがパウロを見送った港町は? 1.コリント 2.トロアス 3.ミレトス

日々の御言葉 4月27日

日々のみ言葉 4月27日
○今日のタイトル エペソで
○通読箇所 使徒の働き19章

◇今日の聖句
パウロが彼らの上に手を置くと、聖霊が彼らに臨み、彼らは異言を語ったり、預言したりした。その人たちは、全員で十二人ほどであった。…神はパウロの手によって、驚くべき力あるわざを行われた。

◇ひとくち解説
前回の宣教旅行ではアカイア州コリント(現ギリシャ)で18カ月滞在し宣教たパウロでしたが、第三回宣教旅行ではアジア州エペソ(現トルコ)で3年滞在し「主のことば」を伝えます。交通の要所エペソは、アジア州最大の町であり、巨大な図書館と劇場(5万人収容)を備えるアルテミス神殿が、町の中心でした。
パウロが手を置いたことで、約12名の上に聖霊が臨んだことから、神の驚くべき力あるわざは始まります。そして、ついに町全体を揺るがし、アジア州全体に主のことばが及びました。
第2回宣教旅行では、「アジア州で御言葉を語ることを聖霊から禁じられ」(16:6)、その結果、ヨーロッパに福音がもたらされました。しかし今、神の時はおとずれ、アジア州において福音の扉は広く開かれたのです。
のちに、パウロはこのエペソでの宣教を振り返っています。「私は、試練の中で、謙遜の限りを尽くし、涙とともに主に仕えてきました」(20:19)と。「涙とともに種を蒔く者は喜び叫びながら刈り取る」(詩編126:5)のです。

◇クイズ
エフェソで騒動を扇動したデメテリオの職業は?1.銀細工人 2.陶器師 3.テント作り

日々の御言葉 4月26日

日々のみ言葉 4月26日
○今日のタイトル コリントで
○通読箇所 使徒の働き18章

◇今日の聖句
ある夜、主は幻によってパウロに言われた。「恐れないで、語り続けなさい。黙ってはいけない。わたしがあなたとともにいるので、あなたを襲って危害を加える者はいない。この町には、わたしの民がたくさんいるのだから。」

◇ひとくち解説
パウロの第二回宣教旅行は続きます。コリントは、交通の要所であり、経済的に繁栄し、ローマ人、ギリシヤ人、ユダヤ人など様々な人々が集まる町でした。一方で道徳的な乱れがまん延していました。
この喧噪の町に来た時、パウロは「恐れおののいていました。」(1コリ2:3)逃げ出したくなるような彼に主は、ユダヤ人クリスチャン夫妻、アキラとプリスキラとの出会いを与えてくださいました。彼らは「自分のいのちを危険にさらして」(ローマ16:4)パウロを守りました。また、会堂の隣に住んでいた異邦人ユストの救いをきっかけに、ユダヤ人会堂司クリスポ一家の救いが与えられました。異邦人を通してユダヤ人に祝福がもたらされたことは、画期的なことでした。
さらに主はパウロを励まされます。「恐れないで、語り続けなさい。…わたしがあなたとともにいる…この町には、わたしの民がたくさんいるのだから」と。「わたしの民」は本来イスラエルの民を指す言葉です。しかしここで主は、雑多で、道徳的に退廃し、真の神を知らないこの町の人々を「わたしの民」と呼ばれます。一人も滅びることを望まれない、この主の愛に触れ、パウロは「十字架のことば」(1コリ1:18)を語り続けたのでした。

◇クイズ
18:18、パウロはケンクレアで誓願のゆえに何をしましたか?1.断食した 2.荒布をまとった 3.髪をそった

日々の御言葉 4月23日

日々のみ言葉 4月23日
○今日のタイトル 信仰によって
○通読箇所 使徒の働き15章

◇今日の聖句
人の心をご存じである神は、私たちに与えられたのと同じように、異邦人にも聖霊を与えて、彼らのために証しをされました。私たちと彼らの間に何の差別もつけず、彼らの心を信仰によってきよめてくださったのです。… 私たちは、主イエスの恵みによって救われると信じていますが、あの人たちも同じなのです。

◇ひとくち解説
福音の広がりの中で、「救われた異邦人に割礼は必要か」という議論が起こります。その判断を誤れば、教会は完全に分裂してしまう危険がありました。教会は、今神がなさっている事実と、聖書の御言葉から、聖霊の導きの中で判断を下しました。「聖霊と私たちは、…あなたがたに、それ以上のどんな重荷も負わせないことを決めました」(15:25)と。すべての人が、ただ「信仰によってきよめ」られ(9節)、「恵みによって救われる」(11節)ことが明確にされたのです。
常識や慣例を覆すこの革新的な結論によって、福音は一民族から全世界的のものになったのです。ここに「地の果てまで」(1:8)に及ぶ祝福の基礎が築かれました。
ユダヤ人とギリシア人の区別はありません。同じ主がすべての人の主であり、ご自分を呼び求めるすべての人に豊かに恵みをお与えになるからです。『主の御名を呼び求める者はみな救われる』のです。」(ローマ10:12,13)

◇クイズ
アモス書の言葉を引用し、この会議を結んだ人は誰?1.アルファイの子ヤコブ 2.主の兄弟ヤコブ 3.ゼベダイの子ヤコブ

日々の御言葉 4月22日

日々のみ言葉 4月22日
○今日のタイトル 主は彼らの手によって
○通読箇所 使徒の働き14章

◇今日の聖句
それでも、二人は長く滞在し、主によって大胆に語った。主は彼らの手によってしるしと不思議を行わせ、その恵みのことばを証しされた。

◇ひとくち解説
第一回宣教旅行は、イコニオン、リステラ、デルベへと続きます。イコニオンでは、周囲の悪意にもかかわらず、「長く滞在し、主によって大胆に語」りました。(14:3)二人が主により頼んだ結果、主が責任をもって「彼らの手によってしるしと不思議を行わせ、その恵みのことばを証しされ」ました。リステラでは、石打ちにされ、瀕死の状態で、町の外に引きずり出されましたが、パウロは立ち上がり、逃れるのではなく、町に帰っていきました。
その後、「私たちは、神の国に入るために、多くの苦しみを経なければならない」と弟子たちに語ったパウロの言葉には重みがあります。リステラの町でその言葉を聞いた人々の中に、テモテとその家族があったに違いありません。青年テモテは、「義の栄冠」(2テモテ4:8)を目指し、「主イエス・キリストの名のために、いのちを献げている」(15:26)パウロの姿に強い印象を受け、第二回宣教旅行でパウロの一行に加わることになります。(16章)
かつて、ステパノの石打ちに立ち会ったサウロがキリストに従う者に変えられたように、パウロの石打ちを通して、テモテが「福音のために働く神の協力者」(1テサ3:2)となりました。このように福音のバトンは今日まで受け継がれてきたのです。

◇クイズ
リステラで奇跡を見た人々は、パウロのことをギリシャ神だと思って何と呼びましたか?1.アポロ 2.ゼウス 3.ヘルメス

日々の御言葉 4月21日

日々のみ言葉 4月21日
○今日のタイトル 異邦人の光
○通読箇所 使徒の働き13章

◇今日の聖句
「主が私たちに、こう命じておられるからです。『わたしはあなたを異邦人の光とし、地の果てにまで救いをもたらす者とする。』」

◇ひとくち解説
13章からはパウロの宣教旅行を中心に書かれています。16〜41節にはピシディアのアンティオキアの会堂でパウロが語った説教が収録されています。
鍵になるのは「約束された福音」(32節)です。パウロはまず、イスラエルの歴史を紐解きます。さらに、その約束が、イエスキリストによって成就し、罪の赦しと、信じる者はみな義と認められる恵みが与えられたと語ります。そして「神の恵みにとどまるように」と勧めるのです。
ダビデは、彼の時代に神の計画に仕えた」(36節協会共同訳)…神は人類救済のために壮大なご計画を抱いておられます。そして、いつの時代にも、そのご計画に仕える者を通して約束を成就されました。パウロの場合は、「異邦人の光」となり「地の果てにまで救いをもたらす」ことが、神のご計画でした。パウロの同胞への愛は変わることはありませんでしたが、パウロは自分の願いを捨て、「これから異邦人たちの方に向かいます」と、神のみ心に従ったのです。
それは、御父のみ心を成し遂げられたキリストの生き方でもありました。私たちも、私たちが生きている時代に神が持っておられるみ心を、残りなく成し遂げ、神の約束を実現していくことができますように。

◇クイズ
パウロの一行が、最初の宣教地キプロス島で出会った魔術師は誰?
1.バルイエス 2.セルギウス 3.マナエン

日々の御言葉 4月20日

日々のみ言葉 4月20日
○今日のタイトル ますます盛んになり
○通読箇所 使徒の働き12章

◇今日の聖句
すると見よ。主の使いがそばに立ち、牢の中を光が照らした。御使いはペテロの脇腹を突いて彼を起こし、「急いで立ち上がりなさい」と言った。すると、鎖が彼の手から外れ落ちた。

◇ひとくち解説
7章のステパノの死が、8-11章の福音の広がりを生みました。その祝福の波は、サマリア人、エチオピアの高官、迫害者サウロ、異邦人コルネリウス、アンティオキアの異邦人…と、「ふさわしくない」と考えられていた人々を次々に飲み込んでいきました。
12章のエルサレム教会が受けた迫害もまた、13章以降の「パウロの世界宣教旅行」の実りのための、<一粒の麦>となります。「権力のある者を王位から引き降ろし、低い者を高く引き上げられました」(ルカ1:52)という著者ルカの強調点<逆転の救い>は、この12章でも輝きを放ちます。
人々の歓心を買うために使徒ヤコブを殺害し、高慢になって神のように振舞ったヘロデは滅びました。「神に栄光を帰さなかったから」です。
反対に教会は、神のみ心の前にへりくだってすべてを明け渡しました。結果、「鎖が…外れ落ち」、全ての門は「ひとりでに開」き、「神のことばはますます盛んになり、広まって」(24)いったのです。
この犠牲と謙遜の谷底から、「イエスの死を身に帯びて」バルナバとサウロは世界へと出ていきます。(25節)「イエスのいのちが…現れるためです。」(2コリント4:10)

◇クイズ
牢を脱出したペトロが門を叩いたのに、喜びのあまり門を開けずに皆に知らせた人は?
1.マルコ 2.ロデ 3.ブラスト

日々の御言葉 4月19日

日々のみ言葉 4月19日
○今日のタイトル バルナバ
○通読箇所 使徒の働き11章

◇今日の聖句
バルナバはそこに到着し、神の恵みを見て喜んだ。そして、心を堅く保っていつも主にとどまっているようにと、皆を励ました。

◇ひとくち解説
10章でコルネリウス一家の上に聖霊が注がれたことで、異邦人への救いの扉は開かれました。続いて11章でアンティオキアにおいても異邦人に対して主イエスの福音が宣べ伝えられ、「すべての人にわたしの霊を注ぐ」(2:16)と予告された新しい時代が始まったのです。それは、ユダヤ人クリスチャンにとっては、あまりにも革新的な時代の転換であり、とまどい疑念を抱く人も多くあったようです。
その新時代の最前線に派遣されたのがバルナバでした。彼はキプロス出身の国際人であり、回心したサウロを最初に受け入れた寛大な心の持ち主でした。また、聖霊と信仰に満ち、神のご計画を見極める洞察力をもっていました。だからこそ、新しい時代の到来に対して、心を開き「神の恵みを見て喜んだ」(11:23)のです。
こうしてアンティオキアに教会が確立しました。この異邦人教会は、飢饉の時にエルサレム教会に物資を送り救援しました。かつて旧約のヨセフが、異邦の地エジプトにあって飢饉から家族を救ったように。バルナバは、異邦人とユダヤ人とをキリストにあって結び合わる、大切な働きを果たしたのです。

◇クイズ
11章で、クラウディウス帝時代の飢饉の到来を預言したのは?
1.バルナバ 2.サウロ 3.アガボ