日々のみ言葉 12月31日
○今日のタイトル 何の妨げもなく
○通読箇所 使徒28章
◇今日の聖句
パウロは、自費で借りた家に丸二年間住んで、訪問する者はだれかれとなく歓迎し、全く自由に何の妨げもなく、神の国を宣べ伝え、主イエス・キリストについて教え続けた。https://www.bible.com/bible/1819/ACT.28.新共同訳
◇ひとくち解説
すでに見てきたように、パウロは思いもよらぬ方法で都ローマに到着しました。そこで護衛付きで一人で住むことが許されたのです。今までのように街角や会堂に立って語るという方法は制限されていたかもしれません。しかし今、彼を訪問する人々に伝えるとう方法で、「全く自由に何の妨げもなく」(31節)福音を宣べ伝え続けるのです。実際この方法でなければ、「皇帝の家の人たち」(フィリピ4:22)にまでキリストを証することはできなかったでしょう。
私たちも今、福音宣教に大きな制約を受けているように見えます。けれども、「折が良くても悪くても」(2テモテ4:2)、主は必ず道を備え「少しもはばかることなく、また妨げられることもなく」(31節新改訳2017)キリストを伝える方法を備えてくださいます。私たちもやがてこう言うでしょう。「わたしの身に起こったことが、かえって福音の前進に役立った」と。(フィリピ1:12)
◇クイズ
パウロに父親の病気を癒してもらったマルタ島の長官の名は? 1.プブリウス 2.ディオスクロイ 3.ユリウス