日々の御言葉*11月30日

日々の御言葉 11/30
○今日のタイトル:わたしの心であるオネシモ
○通読箇所:フィレモンへの手紙

◇今日の聖句*****
愛に訴えてお願いします、年老いて、今はまた、キリスト・イエスの囚人となっている、このパウロが。監禁中にもうけたわたしの子オネシモのことで、頼みがあるのです。彼は、以前はあなたにとって役に立たない者でしたが、今は、あなたにもわたしにも役立つ者となっています。わたしの心であるオネシモを、あなたのもとに送り帰します。…わたしを仲間と見なしてくれるのでしたら、オネシモをわたしと思って迎え入れてください。彼があなたに何か損害を与えたり、負債を負ったりしていたら、それはわたしの借りにしておいてください。

◇ひとくち解説*****
パウロの手紙の中で最も短い「フィレモンへの手紙」ですが、宝石のように輝く書です。フィレモンはパウロの宣教によって救われた人であり、全家族信徒となり、その家をコロサイの教会として開放していました。その信徒に、老使徒パウロが頭を下げ、願いを述べるのです。その願いとは、フィレモンの家から逃亡したオネシモを、再び主にある兄弟として受け入れてくれるようにというものでした。宣教において華々しく活躍していたパウロが、たった一人の逃亡奴隷を、「わたしの子」「わたしの心」と呼び、彼の与えた損害を自分が支払うので、彼を「わたしと思って」迎え入れてほしいと懇願するのです。「ひとりの人間の生命は、地球よりも重い」と言われますが、パウロの内には、一人も滅びることを望まれない神の愛が燃えていたのです。神は愛なり

◇クイズ*****
この書の結びに名が挙げられている人物のうち、コロサイの伝道で活躍し、コロサイ書1章で「キリストに忠実に仕える者」と呼ばれているのは? 1.アリスタルコ 2.エパフラス 3.デマス 4.マルコ

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日々の御言葉*11月29日

日々の御言葉 11/29
○今日のタイトル:聖霊による刷新
○通読箇所:テトス3章

◇今日の聖句*****
わたしたち自身もかつては、無分別で、不従順で、道に迷い、種々の情欲と快楽のとりことなり、悪意とねたみを抱いて暮らし、忌み嫌われ、憎み合っていたのです。しかし、わたしたちの救い主である神の慈しみと、人間に対する愛とが現れたときに、神は、わたしたちが行った義の業によってではなく、御自分の憐れみによって、わたしたちを救ってくださいました。この救いは、聖霊によって新しく生まれさせ、新たに造りかえる洗いを通して実現したのです。神は、わたしたちの救い主イエス・キリストを通して、この聖霊をわたしたちに豊かに注いでくださいました。 こうしてわたしたちは、キリストの恵みによって義とされ、希望どおり永遠の命を受け継ぐ者とされたのです。

◇ひとくち解説*****
「聖霊による刷新」(3:5フランシスコ会訳)はわたしたちの修業や努力によるのではなく、ただ神の慈しみと愛によるものです。神の慈しみと愛が目に見えるように現わされたのはキリストにおいてです。ニコデモがイエスのもとを訪れたとき、「新たに生まれねばならない」(ヨハネ3:7)と語られ、そのたった一つの道として「 神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。」(3:16)と示されました。「あなたがたは、主が恵み深い方だということを味わいました。この主のもとに来なさい。」(1ペトロ2:3−4)「神は愛なり」を深く味わうことのうちに、わたしたちの変容があるのです。

◇クイズ*****
この手紙を書いた冬、パウロは何という町で過ごすことにしていましたか?
1.ローマ 2.フィリピ 3.ニコポリス 4.コリント

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日々の御言葉*11月28日

日々の御言葉 11/28
○今日のタイトル:御自身を献げられたのは
○通読箇所:テトス2章

◇今日の聖句*****
実に、すべての人々に救いをもたらす神の恵みが現れました。その恵みは、わたしたちが不信心と現世的な欲望を捨てて、この世で、思慮深く、正しく、信心深く生活するように教え、また、祝福に満ちた希望、すなわち偉大なる神であり、わたしたちの救い主であるイエス・キリストの栄光の現れを待ち望むように教えています。キリストがわたしたちのために御自身を献げられたのは、わたしたちをあらゆる不法から贖い出し、良い行いに熱心な民を御自分のものとして清めるためだったのです。

◇ひとくち解説*****
「すべての人々に救いをもたらす神の恵みが現れました。」キリストの最初の現れー御降誕とその御生涯によって福音がもたらされました。その福音によってわたしたちに、「思慮深く(自分自身に対して)、正しく(他者に対して)、信心深く(神に対して)」生きる道が示されました。
「イエス・キリストの栄光の現れ」キリストの二度目の現れー再臨のときまでに、福音が自分の内に完成するようにと、わたしたちは待ち望んでいます。
そのために、キリストはわたしたちのために御自身を献げられたのです。「偉大なる神であり、わたしたちの救い主である」キリストの十字架の贖いに不足はありません。

◇クイズ*****
2章の前半には、各世代・身分の人々への具体的な勧めが記されています。「神の教えを、輝かす」ようになると記されているのは、どういう人々に対してですか? 1.年配の人 2.若い男 3.若い女 4.奴隷

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日々の御言葉*11月27日

日々の御言葉 11/27
○今日のタイトル:真理の認識に導く
○通読箇所:テトス1章

◇今日の聖句*****
神の僕、イエス・キリストの使徒パウロから――わたしが使徒とされたのは、神に選ばれた人々の信仰を助け、彼らを信心に一致する真理の認識に導くためです。これは永遠の命の希望に基づくもので、偽ることのない神は、永遠の昔にこの命を約束してくださいました。神は、定められた時に、宣教を通して御言葉を明らかにされました。わたしたちの救い主である神の命令によって、わたしはその宣教をゆだねられたのです。――信仰を共にするまことの子テトスへ。父である神とわたしたちの救い主キリスト・イエスからの恵みと平和とがあるように。

◇ひとくち解説*****
今日から「テトスへの手紙」を読みます。パウロが弟子であり協力者であったテトスに宛てて書いた手紙です。テトスは使徒言行録には登場しませんが、パウロが大きな信頼を寄せていたことがわかります。テトスは異邦人でしたが、パウロ、バルナバと共にエルサレム会議に出席(ガラテヤ2章)しました。また、パウロがマケドニア宣教で気落ちしていたとき、テトスの到着に慰められました(2コリント7章)。この手紙を書いたとき、テトスは「クレタ島」に派遣されていました。クレタの教会に秩序ある組織を形成するためです。
冒頭の挨拶で、パウロは自分が使徒とされたのは人々を「真理の認識に導くため」と言っています。「我は道なり真理なり命なり」と宣言されたイエスこそ真理中の真理です。「真理の霊」(ヨハネ15:26)と呼ばれる聖霊によって、わたしたちはキリストを知る(体験する)ことができるのです。「キリスト教」ではなく「キリスト」を伝えることこそ、使徒の使命なのです。

◇クイズ*****
テモテへの第二の手紙が書かれたときは、テトスはダルマティアに派遣されていました。ダルマティアは現在何と言う国?
1.クロアチア 2.ギリシャ 3.アルバニア 4.イタリア

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日々の御言葉*11月26日

日々の御言葉 11/26
○今日のタイトル:決められた道を
○通読箇所:2テモテ4章

◇今日の聖句*****
御言葉を宣べ伝えなさい。折が良くても悪くても励みなさい。…どんな場合にも身を慎み、苦しみを耐え忍び、福音宣教者の仕事に励み、自分の務めを果たしなさい。わたし自身は、既にいけにえとして献げられています。世を去る時が近づきました。わたしは、戦いを立派に戦い抜き、決められた道を走りとおし、信仰を守り抜きました。今や、義の栄冠を受けるばかりです。正しい審判者である主が、かの日にそれをわたしに授けてくださるのです。しかし、わたしだけでなく、主が来られるのをひたすら待ち望む人には、だれにでも授けてくださいます。

◇ひとくち解説*****
自らの死を予感しながら、パウロは最期の言葉をテモテに書き送ります。パウロのように、生涯のおわりに「わたしは、決められた道を走りとおしました」ということのできる人は何と幸いでしょう。神様は一人一人にこの世でなすべき使命を与えてくださいます。その使命を果たすことこそ本当の生きがいです。その道の向こうには、主が手ずから授けてくださる「義の栄冠」が待っているのです。それが、どんな困難な道のりであっても、恐れることはありません。パウロはこう言っています。「主はわたしのそばにいて、力づけてくださいました。」(17節)パウロから託されたバトンを、私たちもテモテと共に受け取りましょう。

◇クイズ*****
多くの人がパウロを見捨てて去って行った中で、この手紙を書いたときパウロと共にいたのは誰だと、パウロは言っていますか?
1.マルコ 2.ティキコ 3.ルカ 4.デマス

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日々の御言葉*11月24日

日々の御言葉 11/24
○今日のタイトル:わたしの福音
○通読箇所:2テモテ2章

◇今日の聖句*****
そこで、わたしの子よ、あなたはキリスト・イエスにおける恵みによって強くなりなさい。…キリスト・イエスの立派な兵士として、わたしと共に苦しみを忍びなさい。…また、競技に参加する者は、規則に従って競技をしないならば、栄冠を受けることができません。労苦している農夫こそ、最初に収穫の分け前にあずかるべきです。…イエス・キリストのことを思い起こしなさい。わたしの宣べ伝える福音によれば、この方は、ダビデの子孫で、死者の中から復活されたのです。

◇ひとくち解説*****
「ダビデの子孫として生れ、死人のうちからよみがえったイエス・キリストを、いつも思っていなさい。これがわたしの福音である。」(2:8口語訳)これこそが、パウロの生涯を支えてきた福音でした。神であるキリストが、貧しく生まれ、苦難の内に死に、死から復活されたのは、ほかならぬこの私のためであった…その鮮烈な意識の中で生きるとき、貧しさも、苦難も、死をも、キリストと共にしたいと臨むようになるのです。
キリストの「兵士」として、召集して下さった方を喜ばせるために、キリストの「競技者」として、栄冠にあずかるために、キリストの「農夫」として、収穫の喜びを得るために、わたしたちも、福音に生きる者となることができますように。「わたしたちは、キリストと共に死んだのなら、キリストと共に生きるようになる。」(11節)

◇クイズ*****
次の3章で、善い業を行うことができるように、神に仕える人に確信を与えるのは何であると記されていますか?
1.行動力 2.聖書 3.偉人 4.迫害

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日々の御言葉*11月23日

日々の御言葉 11/23
○今日のタイトル:再び燃え立たせ
○通読箇所:2テモテ1章

◇今日の聖句*****
そういうわけで、わたしが手を置いたことによってあなたに与えられている神の賜物を、再び燃えたたせるように勧めます。神は、おくびょうの霊ではなく、力と愛と思慮分別の霊をわたしたちにくださったのです。だから、わたしたちの主を証しすることも、わたしが主の囚人であることも恥じてはなりません。…あなたにゆだねられている良いものを、わたしたちの内に住まわれる聖霊によって守りなさい。

◇ひとくち解説*****
この書は、パウロが最後に書いた手紙…絶筆です。パウロはローマの獄中でただ一人、殉教を目の前にしていました。死を予感したパウロが、遺言として愛弟子テモテに書き送った書です。暗い牢の中で、パウロはテモテのために祈り続けていました。テモテの心の火は、消えたわけではありませんでした。しかし、激しい迫害の嵐を前にして、くすぶっていました。パウロは、かつて自分の按手によって彼の上に注がれた聖霊を、再び燃え立たせるようにと勧めます。わたしたちの心の火は、どうでしょうか?消えかかっていないでしょうか?たとえそうだとしても、そこに火種があるのなら、希望があります。「くすぶる灯心を消さない」(マタイ12:20)キリストの御名に望みを置き、呼び求めましょう。そうするなら、再び聖霊の炎が燃え上がるでしょう。

◇クイズ*****
多くの人が、投獄されたパウロのもとを去って行く中で、パウロを励ましていたローマの信徒は誰?
1.オネシフォロ 2.フィゲロ 3.ヘルモゲネス 4.エウニケ

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