日々の御言葉*4月28日

日々の御言葉 4/27
○今日のタイトル:パウロ別れを告げる
○通読箇所:使徒言行録20章

◇今日の聖句*****
「今、わたしは、“霊”に促されてエルサレムに行きます。そこでどんなことがこの身に起こるか、何も分かりません。ただ、投獄と苦難とがわたしを待ち受けているということだけは、聖霊がどこの町でもはっきり告げてくださっています。しかし、自分の決められた道を走りとおし、また、主イエスからいただいた、神の恵みの福音を力強く証しするという任務を果たすことができさえすれば、この命すら決して惜しいとは思いません。そして今、あなたがたが皆もう二度とわたしの顔を見ることがないとわたしには分かっています。わたしは、あなたがたの間を巡回して御国を宣べ伝えたのです。……今、神とその恵みの言葉とにあなたがたをゆだねます。この言葉は、あなたがたを造り上げ、聖なる者とされたすべての人々と共に恵みを受け継がせることができるのです。」

◇ひとくち解説*****
パウロがエフェソ教会の長老達に送った告別の言葉です。パウロが宣教旅行を中断してエルサレムへと帰るのは、迫害や陰謀のせいではありません。聖霊に促されたからでした。エルサレムには更に大きな試練が待っているのは分かっていました。しかし、パウロは「神の恵みの福音」のために命をも惜しまず歩み続けます。この「恵みの福音」こそが、「徳をたて、…御国をつがせる力がある」(20:32口語訳)と信じていたからです。
かつて迫害者であった自分を顧みて救い出し、偉大な使命を与えてくださった主の恵みに、彼は忠実でありたいと願ったのでした。

◇クイズ*****
トロアスの町でパウロの説教中に寝入ってしまい、三階の窓から落ちて死んだ青年と言えば?
1.テキコ 2.ユテコ 3.マルコ 4.タビタ

<聖書リンク>https://www.bible.com/ja/bible/81/ACT.20.ja1955(口語訳)

投稿者:

聖イエス会福音教会

福音教会牧師室より

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